年度別受賞者一覧

平成22年度 社会貢献者表彰 受賞者紹介

(敬称略 年齢は受賞時)

人命救助の功績

* 海難・水難、交通事故、遭難等に際し、身命の危険を冒して救助・救援に尽くされた功績
* 犯罪等の発生に際し、身命の危険を冒してその解決に協力された功績
* 災害・事故・犯罪の発生を未然に防いだ功績
松内 卓司  (52歳/香川県高松市)
大森 健人  (17歳/香川県高松市)
山口 洸平  (16歳/香川県高松市)
功績内容
平成21年7月28日午後4時頃、高松市女木島海水浴場で、男性がおぼれているのを発見し、 水深約3mの海底に沈んでいた男性を救助した。心肺停止状態だった男性に心臓マッサージを行うなどの救命措置を施し、男性は一命を取り留めた。 >>詳細
推薦者/社会貢献支援財団
川口 太郎 (41歳/福岡県粕屋郡)
秦 康平  (30歳/福岡県福津市)
河村 誠  (40歳/愛知県北名古屋市)
上園 広宣 (36歳/福岡県福岡市早良区)
功績内容
平成21年5月1日午後5時頃、博多市博多区の御笠川沿いの道路でボール遊びをしていて川に転落した男児を川口氏、秦氏が゙川に飛び゙込み確保し、河村氏、上園氏の協力により男児を護岸に引き上げ゙救助した。  >>詳細
推薦者/社会貢献支援財団
道本 正行  (62歳/兵庫県伊丹市)
功績内容
平成21年8月28日午後3時30分頃、箕面市箕面公園の箕面川沿いにある売店付近で、男児が溺れていると知り、 約8メートルもの高さの垂直に近い崖を降り、上着と靴を脱いで水中に入り男児を確保し、到着した救急隊に男児を引き渡し救助した。 >>詳細
推薦者/全国消防長会 会長 新井 雄治
石田 敦士  (37歳/静岡県静岡市葵区)
功績内容
平成21年8月1日14時15分頃、静岡市駿河区用宗港東側突堤で家族と釣りをしていたところ、反対側の突堤で溺れている男性を発見し駆け付け着衣のまま海に飛び込み、水没していく男性を岸まで移動させ救出し、救急隊到着までのあいだ心肺蘇生法を施し救助した。 >>詳細
推薦者/全国消防長会 会長 新井 雄治
山城 則幸  (55歳/沖縄県糸満市)
功績内容
平成21年9月13日午後6時10分頃、糸満漁港の岸壁に腰かけていた5歳の男児が真後ろに海に落ちたのを目撃し、着衣のまま海へ飛び込んだ。その際、足の裏に約10cmの切り傷を負いながら溺れている男児を抱きかかえて救助した。 >>詳細
推薦者/全国消防長会 会長 新井 雄治
鈴木 正  (41歳/福島県西白河郡)
功績内容
平成21年5月10日午前6時50分頃、近所ですでに火の手が回り中に入れない住宅火災を発見し、2階のベランダで助けを求める一家4名をベランダ下に掛けた脚立に上り手を差し伸べて救出した。  >>詳細
推薦者/全国消防長会 会長 新井 雄治
井上 定義  (63歳/山口県岩国市)
功績内容
平成22年2月24日午前7時30分頃、自宅近くの木造2階建住宅から煙が上がっているのに気付き現場に駆け付け、黒い煙が充満し炎が上がっている建物内に入り、 老女を屋外へ救出し、再び建物内へ入り燃えている石油ストーブを家の外に引き出し、延焼中の台所に水をかけて消火した。  >>詳細
推薦者/全国消防長会 会長 新井 雄治
佐藤 弘樹  (25歳/東京都昭島市)
功績内容
平成22年2月15日の夜、杉並区JR中央線高円寺駅で線路上に女性が転落したのを目撃し、線路に飛び降り電車が迫るなかで咄嗟に女性の体の位置をレールの間のくぼみに動かし、女性の上に電車を通過させ、女性を救助した。 >>詳細
推薦者/財団法人 警察協会 会長 今泉 正隆
マルティネス 裕幸  (19歳/神奈川県川崎市麻生区)
功績内容
平成21年6月22日午後1時50分頃、京浜急行線の屏風浦駅のホーム上にいた女性が突然線路に飛び降り線路上に横たわったのを目撃し、電車が゙接近するなかで線路上に飛び降り、女性をホーム下のスペースに引き込んで、 救助した。 >>詳細
推薦者/財団法人 警察協会 会長 今泉 正隆
島津 篤  (51歳/新潟県新潟市)
益原 三郎 (60歳/新潟県新潟市)
功績内容
平成22年3月30日午後3時頃、新潟市中央区の銀行の駐車場で、島津氏が女性が車の中で男に金づちで殴られ、血だらけになっているのを目撃し、男から金づちを奪って女性を救出し、男が自分の車で逃走しようとしたところを益原氏が車の前に立ちはだかって阻止し警察に通報、男の逮捕に協力した。 >>詳細
推薦者/社会貢献支援財団
大谷 照男  (52歳/東京都東久留米市)
功績内容
平成22年3月18日午前7時30分頃、東京都北区のJR山手線の電車内で、父母を探すように激しく泣いている幼児と一緒にいる男を不審に思い、声をかけ田端駅で降車させて駅員を通じて警察に通報した。幼児は東久留米市のスーパーから連れ去られていたことが判明し、幼児は保護され、男の逮捕に協力した。 >>詳細
推薦者/山下 孝士

社会貢献の功績

* 精神的・肉体的に著しい苦労、危険、劣悪な状況に耐え、他に尽くされた功績
* 困難な状況の中で黙々と努力し、社会と人間の安寧・幸福のために尽くされた功績
* 先駆性、独自性、模範性などを備えた活動により、社会に尽くされた功績
佐藤 エミ子  (78歳/東京都文京区)
功績内容
自身も難病である膠原病を抱えながら、昭和52年に稀少難病患者の会「あせび会」を設立された。難病に関する電話相談を40年にわたり受け続けると同時に、難病者の保養施設や福祉ホームの建設など難病患者の医療と 福祉の充実を目指して活動されている。 >>詳細
推薦者/秋本 福子
高橋 竹夫  (72歳/石川県加賀市)
功績内容
「人は皆必要とされ生まれ、愛し愛される貴重な存在である」という信念を礎に二十歳のころより50年にわたり非行に走った青少年の自立更生支援や障がい者の就労支援、そして引きこもりやニート、また社会から疎外さ れがちなホームレスの社会復帰支援などを続けている。 平成12年にはNPO法人「福寿草の郷」を立ち上げ、県内外から諸事情を抱えた方を受け入れ、苦楽を共にしながらより良き環境のもと健やかな生活を営めるよう支援を行っている。  >>詳細
推薦者/室谷 弘幸
鈴木 静穂  (71歳/静岡県静岡市葵区)
鈴木 幸枝  (67歳/静岡県浜松市)
功績内容
共に全盲女性で、鍼灸治療業の傍らボランティアで毎年視覚特別支援学校に寄せられる多くの点字本の校正を約50年間、2人合わせて1千冊以上も行なう活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/竹内 龍幸
酒井 久江  (68歳/東京都青梅市)
功績内容
点字を学び地域で点訳の協力をしたのに始まり、全国で2番目に設立された東京の盲老人福祉施設「聖明園」に昭和43年から勤務する傍ら、全国盲老人福祉施設連絡協議会の事務局員をボランティアで引き受け、盲老人福祉施設の調査研究、職員研修の企画から開催、盲大学生奨学金制度の創設や海外の盲人福祉協会との交流など、 視覚障害者福祉一筋に42年にわたり活動を続けられている。  >>詳細
推薦者/日本盲人社会福祉施設協議会 会長 本間 昭雄
山本 和子  (78歳/和歌山県和歌山市)
功績内容
昭和45年に、有志で視覚障害者を対象とする録音図書制作を目的に和歌山市で「和歌山グループ・声」を発足させた。京都市の劇団出身であり、地方局のアナウンサーを勤めたことなどの経験を活かし、朗読指導、録音、編集、企画、運営など、活動の全般を担い、「ボランティアであっても技術はプロ並みに」を目指し40年にわたる活動を続けられている。会員は大人88名、小学生39名。  >>詳細
推薦者/井谷 美也子
八王子朗読の会"灯"  (東京都八王子市)
功績内容
昭和52年に八王子市に発足した音訳(朗読)を中心に福祉活動を行うボランティアグループで、今年で33年目を迎える。123名の会員が、1.録音図書の制作、2.校正、3.テープ雑誌「街かど」、4.対面朗読、5.週刊誌、6.新聞リーディング、7.俳句、8.デイジー、9.蔵書管理、の9 つのグループに分かれ、常に視覚障害者の立場に立って「目の代わり」を意識し、心のこもった「声のボランティア」 を目指して活動されている。 >>詳細
推薦者/八王子市教育委員会 教育長 石川 和昭
功績内容
平成2年6月より延岡市で障がい者の地域社会における自立生活支援事業を行うことにより、福祉の増進を図る目的で会を設立して以来、20年にわたる活動を行っている。通所生のための体験事業として農作業を実施、野菜類の栽培収穫、販売を行い、能力開発として養殖事業、 リサイクル事業や公共施設の清掃受託、民間不動産業者と提携し引越し作業、清掃作業などを行う。更に、精神保健福祉の啓発や教育機関とも協同してボランティアや学生を受け入れ利用者と学生の交流の場も提供されている。 >>詳細
推薦者/社団法人 日本精神保健福祉連盟 会長 保崎 秀夫
榊原 千秋  (48歳/石川県小松市)
功績内容
小松市内の福祉施設で保健師として勤務していた平成8年に九死に一生を得る交通事故に遭った。リハビリ中に、ひとりのALS(筋委縮性側索効硬化症)患者と出会い支援活動を始めた。活動は難病支援にとどまらず、生と死の文化を豊かにする活動に広がり「いのちにやさしいまちづくりネットワーク」を設立。コミュニティハウスの立ち上げ・がん患者・家族の支援活動・聞き書きサークルなど、14年にわたり多彩な地域活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/秋山 正子
桐生 清次  (76歳/新潟県新発田市)
功績内容
新潟県胎内市や新発田市の中学校で特別支援学級の担任をされながら、知的障害者の施設建設や就労問題に取り組んだ。平成6年に定年退職と同時に胎内市にある知的障害者の通所授産施設「虹の家」の園長となった。利 用者の人権と人格を尊重した運営と主体性と自主性を重んじた作業体制を組み上げ、企業と行政と施設が協調し、 胎内市周辺などに協力企業を含む5ヶ所の施設を作り180人以上を受け入れるなど知的障害者が笑顔で働けるための活動を40年にわたり続けられている。 >>詳細
推薦者/川野 楠己
高見 国生  (67歳/京都府京都市上京区)
功績内容
認知症の人とその家族に対する施策や制度のないなかで、 昭和55年に日本初の「認知症介護家族の自助集団の会」を京都市で発足させ、設立以来30年の長きにわたって家族を励まし、支援を続けられている。現在45都道府県の支部、会員は1万人にのぼる。 >>詳細
推薦者/財団法人 京都オムロン地域協力基金
上野 和彦  (58歳/愛知県日進市)
功績内容
幼少時に大やけどを負い、熱傷をもって生きる困難さを身を持って体験した理容師で、全国の熱傷体験者とその家族への頭髪、整肌に関する無料出張相談やニーズにあったかつらの製作など、36年にわたり活動を続けられている。相談件数は4万3千件にのぼり、5千人近いかつらを製作されている。 >>詳細
推薦者/日本熱傷ボランティア協会
NPO法人 自殺防止ネットワーク風  (千葉県成田市)
功績内容
平成4年頃、成田市の僧侶である代表者のもとに自死を示唆する人が訪ねて相談に来るようになったことから、相談活動を始めた。その後NPO法人を結成し、各地で独自に自死防止活動に取り組んでいる僧侶の方々43ヶ 寺が宗派に関係なく24時間対応のネットワークの相談所を担い自死防止活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/社会福祉法人 輝雲会 愛川すくすくステーション「手まり学園」
理事長 藤木 隆宣
社会福祉法人 千葉いのちの電話  (千葉県千葉市中央区)
功績内容
平成元年に「日本いのちの電話連盟」の33番目のセンターとして設立されて以来、一人でも多くの自殺を防ごうと、約300名のボランティアが24時間体制で悩みの電話相談に当たっている。設立以来受け付けた相談数は計46万件以上。インターネット相談、対面相談も行っている。自殺者の遺族が互いに支え合う会「ひだまり」も主催されている。 >>詳細
推薦者/千葉県いのちの電話協会 会長 安田 敬一
茂 幸雄  (66歳/福井県福井市)
功績内容
福井県の東尋坊を管轄する警察署で勤務するなかで、 同所で年間20名以上も自殺者が出る現実を目の当たりし、 定年退職後の平成16年から、同所で相談所「心に響くおろしもち」を活動の拠点に自殺企図者を保護する活動をしている。会員のパトロールにより自殺企図者を保護した後の生活支援、自立支援などの自殺防止活動に取り組み、300人近くの命を救われるとともに福井市内にNPO法人「心に響く文集編集局」を結成され、自殺を防止する活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/福井こころの電話 代表 浦田 光寿
特定非営利活動法人 外国人医療センター  (愛知県名古屋市中村区)
功績内容
言葉や法律の壁により不利益な立場に陥りやすい状況にある外国人の医療支援を目的とし、平成10年に名古屋市に設立された。外国人無料健康相談会、電話・メールでの情報提供、啓発活動など行い、なかでも外国人無料健康相談会は、医師、歯科医師、看護師、通訳などの 専門職種も含め、年間延べ人数約230名のボランティアの協力を得ながら、通算145回、延べ人数2095名の相談者に対応されている。 >>詳細
推薦者/杉浦 裕
V・GOLD  (北海道旭川市)
功績内容
盲導犬の育成一頭に500万円かかるといわれるが、その内の75%を寄附に頼っていることを知った北海道の税理士有志が、平成13年にバンドを結成し税理士会として募金活動をスタートした。途中メンバーも変えて再結成し目標額に達成した事から税理士会と切り離して以後、 独自に募金活動を推進し、旭川市を中心にこれまでに13回のチャリティーコンサートを行い、通算150万円を寄付するとともに道内の刑務所の慰問も行なわれている。 >>詳細
推薦者/公益財団法人 北海道盲導犬協会 会長 志田 恭司
坂上 和子  (56歳/東京都江東区)
功績内容
新宿区の国立国際医療研究センターで、保育士としての経験を活かし、親や看護師からの要望もあり、平成3年に同センターに「遊びのボランティア」を設立。多くのボランティアを養成しながら、昨年度は年間161回、 同センターを訪問し、延べ807人の子どもに対して、ボランティア延べ944人が参加し、病気の子どもとその家族を支える活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/東京ボランティアセンター・市民活動センター 所長 山崎 美貴子
内田 和子  (70歳/東京都八王子市)
功績内容
養護施設を退職後、里親登録し里親としてのキャリア22年。八王子市で昭和63年に3歳の子どもを受託されてから「里親として子どもをきちんと育てたい。子どもの数の多さより、責任をもてる範囲で養育したい」という信念で10人の子どもを大切に育てられた。昨年度からファミリーホームの認可を取得。またNPO法人東京養育家庭の会のみどり支部に属し、後継者を育て、地域 の人々の触れ合いを活性化するなどの活動も続けられている。 >>詳細
推薦者/武井 優
山崎 一誠  (74歳/島根県出雲市)
功績内容
荒れ放題になっている山林を見かねて、平成元年頃から植林と整備に取り組まれ、島根県三瓶山の西10キロ地点で合わせて10haの山を購入し、1万3千本もの杉や檜を植林し枝打ち、草刈りなどの重労働をしながら山の環境保全を20年にわたり続けられている。  >>詳細
推薦者/神田 一美
植原 康治  (82歳/群馬県前橋市)
功績内容
昭和62年に勤めていた会社を定年退職後、朝の散歩で通りかかったJR新前橋駅前の駐輪場に乱雑に置かれた自転車が目に留まり「誰かがやらなければ」と整理を始めてから22年間、ボランティアで早朝から1時間半かけて600台以上の自転車を整理されている。 >>詳細
推薦者/竹之内 文男
Dioクラブ太助  (千葉県柏市)
功績内容
代表者が在職中に社会福祉の通信講座を受けて在宅介護の必要性を感じ、高齢者や障害者のバリアフリー工事などの負担の大きいことを知り、日曜大工の技術を活かし材料費と交通費のみで家の悩みを引き受けるボランティア活動を平成12年から始めた。はじめは一人だったが、 同市にクラブを設立しボランティア仲間や口コミで一級建築士や大工経験豊富なメンバーが集まり、柏市や流山市で活動されている。現在クラブ員約12名、700件の家の修理や補修を実施した。 >>詳細
推薦者/柏市社会福祉協議会
竹内 敬一  (56歳/山梨県北杜市)
功績内容
昭和58年に八ヶ岳で山小屋経営を始めたころから山岳救助活動に携わり、平成2年に山梨県の長坂警察署山岳救助隊に参加。27年の長期にわたり、八ヶ岳や甲斐駒ケ岳を中心とした遭難現場に出動し、困難かつ危険な救助活動を克服し多数の遭難者を救助している。また、平成12年に救助隊隊長に就任し、現在に至るまで、山岳救助活動や登山者の遭難事故防止活動の中心となって活動されている。 >>詳細
推薦者/財団法人 警察協会 会長 今泉 正隆
山口 哲二  (82歳/佐賀県伊万里市)
功績内容
児童生徒の交通事故防止に非常に熱心に取り組み、昭和47年に伊万里市の交通安全指導員に就任し、交通安全指導とともに指導員の育成にも力を入れ、伊万里市交通安全指導委員会の基礎作りを行なうとともに38年にわたり一日も欠かさず早朝から街頭指導を行い、児童生徒一人ひとりに声をかけ交通事故防止に努められている。 >>詳細
推薦者/伊万里市役所
くるみクラブ  (東京都三鷹市)
功績内容
昭和40年に中央大学の体育授業でラグビーを経験した学生たちによって結成されたクラブで、社会人、大学生を中心にスポーツを通じた仲間づくりと青少年の育成に45年に渡り取り組んでいる。また、クラブの有志が共同生活する「寮」を三鷹市で運営しており、社会生活の基礎となる人間関係をスポーツを通じて育むとともに近年は不登校や引きこもりなどの経験を持つ若者も受け入れるなど通算で1万名のクラブ員、1千名以上の寮生活経験者を送り出されている。 >>詳細
推薦者/NPO法人 日本ソーシャルマイノリティ協会
函館ひまわりの会  (北海道北斗市)
功績内容
学校外においても障がいのある子どもたちが活動できる場として、昭和61年函館市で会を設立され今年で25周年を迎える。特別支援学級の生徒もマラソン大会で完走できる様に、そしてたくましい体力と気力を育もうと、先生や父母の協力のもとパラリンピック選手を輩出するまでに至った。夏の日曜は五稜郭公園での早朝ランニング、スキー教室をしたり、ヨットのセーリングなど障がいのある児童や大人に至るまで、学校外においても様々な体験ができる場となっている。 >>詳細
推薦者/天野 真樹
木村 義次  (92歳/徳島県徳島市)
功績内容
「鳥雲」という徳島県出身で戦時中モンゴル人の養父母に匿(かくま)われて育ち、同国の教師となり後にモンゴルの砂漠の緑化に尽力した人物に感銘を受け、同志を募り中国内蒙古ホルシン沙漠緑化大作戦を平成8年から開始し、延べ18回、700名、300万本の植樹をした。また、植林の他に平成11年から中、高生対象に奨学金を8名に贈り続けるとともに、小学校3校、中学校寄宿舎1校を建設されている。 >>詳細
推薦者/上野 隆
梅本記念歯科奉仕団  (大阪府大阪狭山市)
功績内容
昭和25年に大阪歯科大学梅本芳夫教授(故人)が学生にハンセン病を病む人々に生きる希望と喜びを取り戻すために歯科治療の奉仕活動を呼びかけたのが始まりで、外界から隔離された患者や回復者の歯科診療をした。60年代後半からは日本国内だけでなく台湾、韓国の療養所でも診療をはじめた。特に韓国での活動は高く評価され、その後タイやベトナム、ラオスなどアジア各国でも奉仕団による診療や治療そして人材育成など60年にわたる奉仕活動が続けられている。 >>詳細
推薦者/紀伊國 献三
功績内容
昭和46年に日本に留学中の視覚障害者4名によって母体のクラブが設立され、発展途上国の視覚障害者が日本で学び、自国の視覚障害者福祉を発展させられるリーダーを育成できるように奨学金制度を創設。平成7年に社会福祉法人として認可され、アジア、アフリカなど17ヶ国の視覚障害者を留学生として日本に招いて勉学する機会を提供し、経済的自立を可能にする職業としての理療やIT技術を修得してもらうことを目的に活動されている。40年で72名に支援をされている。 >>詳細
推薦者/NPO法人 六星
NPO法人 希望の車いす  (東京都練馬区)
功績内容
日本国内の老人介護施設やリース会社や個人から不要になった車いすの寄贈を受け、ボランティアの手で完全に修理、整備して磨きあげ、アジアに贈る活動を10年続けている。現地までの輸送は出張者や旅行者のボランテイアを募り飛行機で運ぶか、企業の支援協力を得てコンテナで運んでいる。これまで12ヶ国に合計550台以上の車いすを寄贈した。 >>詳細
推薦者/水戸聖書バプティスト教会 川崎 満
森本 喜久男  (63歳/カンボジア王国)
功績内容
カンボジアの伝統絹織物である絹絣に魅せられ、 1996年にクメール伝統織物研究所を設立し、内戦により失われつつあったクメール織の技法復活と貧困層の支援のため活動を始めた。2003年にアンコールワットがあるシェムリアップの広大な敷地で「伝統の森プロジェクト」を開始し、養蚕、餌となる桑の植樹、染料になる虫の育成から糸を紡ぎ、染色、機織りと製品化までの全てがこの森で完結する伝統織物の継承とさらに食糧の自給生産から教育の全てをまかなうための施設を運営されている。 >>詳細
推薦者/NPO法人 ふるさと南信州みどりの基金 理事長 伊澤 宏爾
NPO法人 かものはしプロジェクト  (東京都渋谷区)
功績内容
カンボジアを訪れた際に同国の児童買春の存在に衝撃を受け、その撲滅を目指して活動をしている。貧困が理由でこの問題が起きていると知り、「かものはしプロジェクト」というNGOを平成17年に設立し、地元の作物を使ったブックカバーなどを製造し、雇用を創出して貧困から脱却する事に加え、被害に合う子どもたちを水際で食い止めるために、地元のNGOと共に孤児院支援や警察官の意識改革のためのトレーニングプロジェクトへの助成などの活動をされている。 >>詳細
推薦者/木村 雅美
谷垣 雄三  (69歳/ニジェール共和国)
功績内容
昭和54年に産業医として西アフリカ・ニジェールに派遣された後、57年からJICAの派遣医師として19年間勤務。その後も現地で医療活動をすることを希望し現在に至る。私費を投じて病院を造り、診療し、年間千件に渡る手術を行ってきた。平成13年からは、医師仲間や出身地の高校の同級生による支援のもとで、30年もの長きにわたり医療活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/財団法人 京都オムロン地域協力基金
川原 尚行  (45歳/スーダン共和国)
功績内容
日本大使館の医務官としてスーダンに赴任していたが、多くの子どもがマラリアやコレラで亡くなるのを目の当たりにしながらスーダンの人々を診察することが許されないことに葛藤し、平成17年に外務省を辞め、スーダンで医療活動を始めた。活動の基盤となるスーダン初のNPO法人ロシナンテスを設立し、出身地の高校や大学のOBからの寄付や帰国した際の講演活動で活動資金を賄っている。医療活動の他、現地での学校建設にも取り組まれている。 >>詳細
推薦者/NPO法人 ロシナンテス
ローレンス F. キャンベル  (68歳/アメリカ合衆国)
功績内容
1960年代にジャマイカの農村地帯で地域開発事業に参加したことから人の教育やリハビリテーションに強い関心を抱き、1964年からその分野に従事し、その後30年以上にわたりアジア、アフリカ、ラテンアメリカで視覚障害児の教育機会の向上のため尽力し、多くの視覚障害児が勉強に励み社会に参加できることを願い活動を続けられている。  >>詳細
推薦者/千葉 寿夫

特定分野の功績

海の貢献賞

* 海の安全確保、環境保護、汚染防止等に尽くされた功績
* 海に関わる産業分野において
傑出した技能による同分野への貢献と技能の伝承に尽くされた功績
優れた発明・考案・改良等により同分野の発展に尽くされた功績
* 海に関わる文化の発展・依存・保存・伝承等に貢献された功績
和白干潟を守る会  (福岡県福岡市東区)
功績内容
昭和63年に結成された会で、福岡県の博多湾東奥部にある和白干潟の保全活動を続けて22年になる。和白海域の水鳥の調査や自然観察会の開催、干潟のクリーン作戦、同海域の水質調査や一般市民を対象とした和白干潟まつりの開催など和白干潟に根をおろした環境保全活動をされている。平成21年は年12回開催のクリーン作戦に延べ304名、年10回開催の自然保護観察会に延べ 458名が参加している。 >>詳細
推薦者/和白干潟を守る会
特定非営利活動法人 南の島々・守り隊  (沖縄県八重山郡竹富町)
功績内容
沖縄県の竹富町の鳩間島で、漂着ゴミを憂いていた代表者を中心に平成20年に結成されたNPO法人で、海岸に漂着した発泡スチロールを油化プラント装置にかけ、 ディーゼルエンジンやボイラーの燃料として使用できる スチレン油を抽出し海岸の美化と省エネ効果を高める活動をされている。 >>詳細
推薦者/社団法人 日本海難防止協会
金城 浩二  (40歳/沖縄県読谷村)
功績内容
沖縄県で、白色化した珊瑚の無残な姿をみて、順調に経営していた店を譲渡し、平成10年から珊瑚の養殖を始めた。珊瑚の養殖は容易ではなく、借金を抱え苦労しながらも研究を重ね、同17年に素人でありながら養殖して移植放流した珊瑚からの産卵を成功させ、珊瑚礁の再生と海に対する理解を深めるための啓蒙活動を続けられている。 >>詳細
推薦者/田中 律子
大門 清春  (59歳/広島県広島市安芸区)
功績内容
昭和45年に海外から原油タンカーが積んで来た原油を陸上のタンクへ移しかえる際の荷役装置のポンプとタービンの専門メーカーである(株)シンコー(広島市)に入社。原油荷役装置のケーシング部品の加工に高い技術を発揮し、加工システムを確立し加工時間に著しい成果をあげ、製品の生産の大きな礎となるなど造船業界の発展に尽くされている。 >>詳細
推薦者/社団法人 日本舶用工業会 会長 赤坂 全七
中尾 福良  (79歳/広島県福山市)
功績内容
昭和24年に広島県の内海町の船大工に弟子入りして以来、 和船造りを今日に受け継ぐ船大工として、打瀬船やコギ船と 呼ばれる漁船や遊覧船を製造。現在も現役で和船の修理を依 頼先に出向いて行なうなど60年以上にわたり和船の技術の 伝承のために尽くされている。 >>詳細
推薦者/福山市教育委員会 教育長 高橋 和男