年度別受賞者一覧

平成16年度 社会貢献者表彰 受賞者

(敬称略 年齢は受賞時)

第一部門/緊急時の功績

* 海難・水難、交通事故、遭難等に際し、身命の危険を冒して救助・救援に尽くされた功績
* 犯罪等の発生に際し、身命の危険を冒してその解決に協力された功績
ジョエル・ブリュアン  (1948. 1. 1生/東京都世田谷区)
武藤 紀美子  (昭34. 4.18生/東京都杉並区)
ジョエル・ブリュアン 武藤 紀美子
功績内容
顔見知りの老夫婦が住む家の火事を知るや直ちに駆けつけ、燃えさかる屋内に果敢にも侵入して逃げ遅れた老夫婦を抱えだし、間一髪のところで2人の尊い人命を救われた。 >>詳細
推薦者:東京消防庁/(財)全国消防協会
故.鈴木 義一  (享年70歳/静岡県藤枝市)
故.鈴木 義一
功績内容
前日の雨で増水した花倉川の渕の部分で、児童2名が溺れていることを知るや、高齢の身で直ちに水温の低い2月の川に飛び込んで救助に向かい、児童 1名を助けたが自らは亡くなられた。 >>詳細
推薦者:(財)警察協会/静岡県藤枝市教育委員会
大竹 祐希  (昭54.12. 3生/東京都江東区)
大竹 祐希
功績内容
東京都江戸川区を流れる中川に児童が足を滑らせ転落するところを、たまたま橋を通行中の大竹さんが目撃し、直ちに現場に駆けつけ着衣のまま川に飛び込み、児童を無事救助し尊い人命を救われた。 >>詳細
推薦者:東京消防庁/(財)全国消防協会
故.藤倉 久太郎  (享年34歳/沖縄県宜野湾市)
名前
功績内容
ボードセーリングの部活動中、天候が悪化したため一旦岸に引き上げたが、沖に取り残された部員二人を救おうと荒れる海に引き返し、二人を救い自らは亡くなられた。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団

第二部門/多年にわたる功労

* 精神的・肉体的に著しく労苦の多い活動や業務に多年にわたり従事し、他に尽くされた功績
* 著しく危険性の高い活動や業務に多年にわたり従事し、他に尽くされた功績
* 不潔、非衛生等、劣悪な状況・環境に耐え、多年にわたり他に尽くされた功績
* その他、困難な状況の中で多年にわたり努力し、社会と人間の安寧・幸福のために尽くされた功績
斎藤 クニ子  (大11. 3.23生/ボリビア共和国)
斎藤 クニ子
功績内容
ボリビア共和国の地方都市で、25年にわたり住民の福祉向上、就中、乳幼児、児童、未婚の母など弱者のために力を尽くされ、また地域住民が必要とする医薬を安価に身近で入手できるようにされた。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団
島 多代  (昭12. 7. 6生/東京都品川区)
島 多代
功績内容
子どもに良書を与えるため、国際的なスケールで多年にわたり活躍して多くの優れた業績を残し、内外関係者の高い評価を受けてきた。とくに世界64ヶ国が加盟する、児童書の国際的ネットワークである国際児童図書評議会会長として、大きな業績を残された。 >>詳細
推薦者:亀田 邦子
Dr.P.K.ゴパール  (1941. 5.13生/インド)
Dr.P.K.ゴパール
功績内容
自らハンセン病回復者として、病と偏見に苦しんだ体験に基づき、ハンセン病回復者の共生・尊厳・自立を目指す国際ネットワーク・IDEA発足に奔走し、IDEAインドの活動を支え、回復者の連帯と尊厳の回復に献身されている。 >>詳細
推薦者:紀伊國 献三
大久保 恵美子  (昭22.10.22生/東京都新宿区/富山県下新川郡)
名前
功績内容
長男をひき逃げで亡くされた際の経験をもとに、被害者や遺族への精神的サポートの必要性を訴え、被害者自助の集いを開催するほか、救いを求める全国の被害者たちへの精神的支援に尽力されている。 >>詳細
推薦者:(社)被害者支援都民センター
藤岡 博昭  (昭 2.10.18生/岡山県吉備郡)
藤岡 博昭
功績内容
27年前、教え子の知的障害児達に自立して安心して働ける場所を与えるため、「たけのこ村」を建設して彼等と自給自足の生活を送り、陶器の制作・販売による自立を図り、着実に実績を積み重ねて全国の障害児達に生きる自信と希望の道を示されている。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団
ローゼンダール弘子・寺本  (1932.3.30生/オランダ王国)
ローゼンダール弘子・寺本
功績内容
オランダ王国、デン・ハーグで20年前から、所持金や航空券の盗難などの被害に遭った日本人旅行者やオランダ在住日本人の世話をご子息とともにボランティアでされている。また日系二世の訪日や父親探しなど、多岐にわたる支援活動を展開されている。 >>詳細
推薦者:表 彌生
青木 孝安  (昭 5. 6.28生/東京都杉並区)
青木 孝安
功績内容
昭和51年、都会の子ども達を山村の学校で1年間学ばせ、村の生活を経験させ豊かな自然の中でのびのびと育てる「山村留学制度」を創設し効果を上げて来た。その活動は全国に広がり過疎の自治体の活性化にも役立つなど山村留学制度を多年にわたり展開されている。 >>詳細
推薦者:富岡 賢治
林 三雄  (明45. 2. 4生/富山県富山市)
林 三雄
功績内容
大学教授時代に幼児教育の重要性を痛感し、教授退職と同時に私財を投じて幼児教育の施設「こどものその」を高岡市に開園、以来27年間無報酬の園長として自らが理想とする幼児教育に取り組まれている。 >>詳細
推薦者:金丸 晴美
震災がつなぐ全国ネットワーク  (兵庫県神戸市)
震災がつなぐ全国ネットワーク
功績内容
阪神淡路大震災を機に全国の災害救援団体がネットワークを作り、緊急時の救援体制に備え、初動体制のボランティアコーディネートの方策を研究し、国内外の災害時において、このネットワークを生かした救援活動を行い成果を挙げられている。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団
今井 政一  (昭 4. 1. 7生/大阪府東大阪市)
名前
功績内容
大阪府立堺聾学校で歯科技工科設立以来39年間にわたり聴覚障害者の歯科技工士養成に尽力し、多数の歯科技工士を育てた。その中には台湾からの留学生も含まれ、国内のみならず海外の聴覚障害者やその保護者にも将来への希望を与え続けている。 >>詳細
推薦者:坂井 美惠子
永濵 滉  (昭11. 7. 6生/鹿児島県肝属郡)
名前
功績内容
内之浦港甲防波堤灯台の監視協力者を委嘱され、43年間灯火の状況を毎夜見守り、航路標識事務所への異常通報と応急措置の実施等を通じて航行船舶の安全確保と海難防止に貢献されている。 >>詳細
推薦者:(社) 燈光会

第三分野/特定分野の功績

海の貢献賞

* 海の安全確保、環境保護、汚染防止等に尽くされた功績
* 海に関わる産業分野において長年の経験を持ち、技能が傑出している方、その分野を大きく前進させる発明・考案・改良等をされた方の功績
* 海に関わる文化の発展・保存・伝承等に貢献された功績
三木 茂廣  (昭25. 9. 4生/香川県三豊郡)
三木 茂廣
功績内容
立体構造を平面に展開し船舶の製造に不可欠とされる「現図」の制作には、厳しい作業環境での多年に亘るたゆまぬ努力と天賦の才能を要求されるが、氏は多年その業務に携わる第一人者として我が国の造船業に貢献されている。 >>詳細
推薦者:(社)日本中小型造船工業会
伊東 久助  (大 5. 8.12生/千葉県館山市)
伊東 久助
功績内容
小学校卒業以来たたき上げてきた網漁師としての豊富で優れた経験により、請われて東京水産大学技官となり、授業・実習や氏の考案になるユニークな模型網で学生を指導して、漁業に貢献した。また海外協力事業にも参加して国際貢献に努められた。 >>詳細
推薦者:加藤 都子
平光 重夫  (昭19.10.18生/岐阜県各務原市)
平光 重夫
功績内容
昭和40年代の大型タンカー(VLCC)、大型コンテナ船、LNG船、大型客船の建造に伴い、搭載される発電機、電動機も大容量化される中で、最も大形部品であるフレームの旋盤加工技術の考案、改善に取り組み、高度な技術を確立すると共に技能の伝承に貢献されている。 >>詳細
推薦者:大洋電機(株)

国際協力賞

* 日本(人)が関係する事柄で、社会と人々の安寧と幸福のために尽くされた外国籍の方の功績
崔 秉大  (1929. 7.27生/大韓民国)
崔 秉大
功績内容
在釜山日本総領事館の現地職員として約30年間に亘り、反日感情の強い中、在留邦人保護に携わり、退職後も韓国芙蓉会及び慶州ナザレ園顧問、同地韓日親善協会副会長として在留日本婦人の支援活動を続けられている。 >>詳細
推薦者:友永 幸譲
シモンズ・レオナルド神父  (1925. 7.31生/高知県高知市)
シモンズ・レオナルド神父
功績内容
来日以来49年にわたり、養護施設の子供達やハンセン病患者とその家族の支援など、様々な奉仕活動を続け、市民のボランティア活動を啓発・育成し、深い人間愛と弛まぬ行動力で市民に尽くされている。 >>詳細
推薦者:武田 紀/高知ボランティア・ビューロー一同

ハッピーファミリー賞

* 多くの子供を育て苦労を重ねながらも明るく生きてこられた方や、親や家族の尊さを自覚してそのために尽くす若者の功績
岸 英治  (昭29. 4.14生/熊本県宇土市)
岸 信子  (昭30. 5.24生)他10名
岸 英治 岸 信子
功績内容
夫妻と7男3女12人家族の岸家では、家族のために必死に頑張る両親を子ども達全員がそれぞれ出来ることを積極的に手伝って支え、一家の非常時を家族全員の知恵と愛情とチームワークで乗り越えられた。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団
国吉 佳奈子  (昭27. 3. 9生/沖縄県島尻郡)
国吉 佳奈子
功績内容
東京で育ち、戦争の傷跡の残る沖縄の渡嘉敷島(村)の国吉家に嫁ぎ、夫が急死した後、病弱の義父と3人の子どもを抱え、苦労を重ねながら家業を立派に切り盛りし、島の観光化に尽くして島の人々から信頼を得るとともに、子ども達を立派に育て上げられた。 >>詳細
推薦者:国吉 晴大
佐竹 勇治  (昭27. 7.26生/京都府中郡)
佐竹 佐智子  (昭35. 2.15生)他9名
佐竹 勇治 佐竹 佐智子
功績内容
夫妻と7男3女12人家族の岸家では、家族のために必死に頑張る両親を子ども達全員がそれぞれ出来ることを積極的に手伝って支え、一家の非常時を家族全員の知恵と愛情とチームワークで乗り越えられた。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団

21世紀若者賞

* 自ら積極的に社会や他人のために尽くしている若者の功績
筑波大学社会福祉研究会  (茨城県つくば市)
筑波大学社会福祉研究会
功績内容
30年前から、つくば市、土浦市を中心に地域の児童擁護施設、知的障害者更生施設、老人ホームをグループに分かれて訪問して社会福祉活動を続け、地域とその住民のために自分は何が出来るかを考え実践されている。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団
高知商業高等学校生徒会  (高知県高知市)
高知商業高等学校生徒会
功績内容
1994年からラオスに学校を建てる国際協力活動に取り組み、2年ごとに取組みを発展させ、今年で5校の学校を建設した。活動は高校生が主体的に高校の特性を生かして行うユニークな地域国際協力活動として高い評価を受けている。 >>詳細
推薦者:高知商業高等学校
坪内 南  (昭52. 8.29生/東京都品川区)
坪内 南
功績内容
アフガニスタンで現地スタッフを統括して、地雷回避教育プロジェクトを実施し、国連担当部署に働きかけ、国連アフガニスタン地雷対策センターと協力して同国全土で使用する地雷・不発弾回避教育教材開発のきっかけづくりに貢献された。 >>詳細
推薦者:社会貢献支援財団