社会貢献の功績
萱嶋 仁侠
自衛官として勤務していた1976年から福祉施設などで手品のボランティア活動をはじめた。現在も大分県別府市を拠点に手品、こま回し、変面ショーなどを披露する慰問活動を継続し、2011年には1,000回を達成した。2013年に地震・水害等災害被災地激励芸能集団「絆」を発足させ、県内外で活動している。萱嶋氏個人としては、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本・大分地震後復興チャリティーショーに出演。東日本大震災時には義援金を贈る支援活動を行った。今後も継続的に慰問活動を続けていく。
この度は晴れやかな席で「杜会貢献者表彰」という大変名誉ある賞を賜りまして、誠にありがとうございます。
受賞は思いもよらないことで、私のような微々たる活動をしている者でもいいのかと思ったりしましたが、ボランティア活動をされている方々の励みになればと思い推薦して下さった方々に感謝しながら有り難くお受け致しました。
私は自衛官として隊務の傍ら余暇を利用して趣味の手品でボランティア活動を始めました。自衛隊の広報紙で"自衛隊のミスターマリック"と紹介される程広報活動やボランティア活動等で精力的に駆け回り、退職後も手品師は転職と自分の道をつき進んでまいりました。
阪神大震災、東同本大震災、熊本・大分地霞と次々と災害に見舞われた地震国日本、手品師の自分にも何かできることがあればと思いながら復興チャリティーショーに出演したり、義援金を贈る支援活動も行いました。
2011年の児童養護施設訪問でボランティア回数1,000回になり喜んでくれる皆様の笑顔に支えられての1,000回達成でした。
2013年(平成25年)の北九州豪雨の後「ストレスで眠ることが出来ない」と語る被災者がいることを知り、芸人仲間に呼びかけ被災地激励ボランティア「豊の国芸能集団『絆』」を立ち揚げて活動を始めました。
平成29年5月には熊本人分大震災で最大の被害を受けた熊本市益城町の安永東と木山上辻仮設住宅で激励公演をし、7月の福岡大分集中豪雨の被災地津久見市と日田市を激励公演。これまで被災地激励公演は10ケ所になりました。
その他にガン患者が集うガンサロン、重症心身障害者・ジフトロフィ患者が長期入院の病院、障がい者生活支援センター等を定期的に「お笑いマジック」等で訪問しています芸のジャンルについては、2人の師匠に恵まれて手品、大分県伝承民俗芸能「豊後錦こま回し」、中国国家機密「変面ショー」、「生きたドジョウすくい」、腹話術・猿回し等でボランティア活動中です。
この度の受賞は身にあまる光栄と肝に銘じ賞に恥じる事のないよう今後も「人の喜びは我が喜び」をモットーとして社会貢献活動に適進する所存でございます。
最後に素晴らしい表彰式にご招待下さいました安倍昭恵会長はじめ関係皆様方のご健勝と貴財団の益々の御隆盛を心から祈念申し上げます。
誠にありがとうございました。