社会貢献の功績
中川 一郎
平成6年から福岡県直方市で市民と警察、そして市側に働きかけ、暴力団追放(排除)運動に地道かつ熱心に取り組み、指定暴力団組事務所を閉鎖撤退に追い込んだのをはじめ、全国初の暴追条例となる直方市暴力団等追放推進条例の制定・施行へと活動をつないだ。この条例は、福岡県暴力団排除条例制定等の礎となるなど市民が安心して暮らせる街づくりに貢献した。
前例がない!この言葉を、各所でいただきました。
直方所長と一緒に、地元首長を訪ねて、現状を報告し、対策として、暴追条例の制定を、市主導で始めるよう申し入れをしました。
「前例がないから…」が答えとしてかえってきました。
「どうしようか…そうだ!各種関係団体に働きかけて、皆んなでやろう…!」
市議会、防犯協会、交通安全協会、ボランティア団体、左翼系市民団体…、私個人と人間関係のある個人…。皆さんを一同に会して全国で初めての、中小都市に於ける条例制定の必要性を理解していただき、テーブルについていただきました。
その時、個人のつき合いを中心に一人一人会って説明し、必要性を感じていただきました。日頃仲の良い友人達ですから、本当に気持ちよく集まってスタート出来ました。
条例の制定は、市議会です。
市が、案を提出するのを、前例なしで逃げないで、「全国で一番早く条例を作ろう!!」の合言葉にして、皆んなで作ろう!と皆んなが寄って、皆んなで作ってしまった感じです。
私は、多くの皆様と個人的に親しかったので大変助かりました。コーディネートしただけで、後は皆さん方が熱心になって下さいました。
日頃の友人知人としての交流の大切さをしみじみと感じました。表となく、裏となく、この間、福岡県警四課の皆様、地元直方警察署の熱心なサポートに心から感謝いたしております。
団体を表立って集めて会議を開いても事は、具体的に進まないと思います。
人間関係を密にした構築が大切だと実感いたしました。世の中全てがそうである様に…。