一般社団法人 ヒューマンハーバー そんとく塾
不動産仲介業を営みつつ保護司として20年間無給で再犯者のサポートをしてきた副島勲さんは、出所者が直面する課題を目の当たりにし、更生を支援し円滑な社会復帰に導こうと株式会社ヒューマンハーバーを設立。再犯防止には、就労・教育・宿泊の3つが重要と考え、スクラップの買取業・産業廃棄物の中間処理業を興し、その収益をもとに教育と宿泊の支援を行っている。特に出所者にはそれまでの環境で得られなかった教育が欠けていると感じた副島さんは「視点を変えてあげること」「気づきを与える機会」として、一般社団法人ヒューマンハーバーそんとく塾を開校。「そんとく塾」では、社会で日常生活をする上で必要な基礎的な知識を身に付けたり、臨床心理士によるカウンセリングや保護司・教育関係者・社会福祉関係者・経済界などの有識者の講話・コーチングをすることで自己に目覚め・気づきを与える指導を実施していく。半年から1年で卒業し社会に巣立つ。卒業者はこれまでに65人。中には、リサイクル事業者として独立自営をはじめた人もいる。刑務所では、受刑者1人当たり年間350万円のコストがかかる。1人が罪を犯すと、逮捕から判決までのコストは2,000万円にもなり、これらはすべて税金。再犯を防止すればそれだけの税金の無駄づかいが減り、出所者が働けば税金の浪費者から納税者に変わる。再犯させない仕組みをもっと大きく広げていこうと考えている。
作家の吉川英治氏は「我以外皆師なり」と、また宮本武蔵の中では「我事において後悔せず」の名言があります。
表彰者の方々の活動から、この言葉の深さ・重さを実感致しました。
各々の分野での活動状況を拝聴し「上には上が居るもんだ」感動と感激で魂の底からゆさぶられた思いで学びました。
弊社団で取り組みをしています「再犯を起こさせない仕組みづくり」は新たなる加害者と被害者を生み出さない、重要な任務であると再認識し、納税者を育てるメーカーに成ると固く決意した次第です。
「一隅を照らすこれ国宝なり」の教えを、さらに国宝を産み出す、公益財団法人 社会貢献支援財団様の、きめ細く、至れり尽くされるご支援に只、唯、頭の下がる思いと感謝で一杯です。
「至幸至福」を満喫させて頂きました。
ありがとうございます。
結びに「道徳無き経済は罪悪であり」「経済無き道徳は寝言である」二宮尊徳の名言です。
利益の最大化を目指す企業もあり、社会課題を解決しょうとする「天道無私」の心を持つ企業家には、貴財団の存在は「国宝」であると実感致しております。
ご縁を頂きましたことに深く深く心より感謝申し上げます。
安倍昭恵会長様ありがとうございます。