社会貢献の功績
ベトナム育英会
佐賀市を拠点に1992年からベトナムの子どもたちへ支援活動を行っている。ホーチミン市の約5,000人の子どもたちへ奨学金の支給をしたり、海や遊園地などへのバスツアーの開催、97年からは佐賀市内でベトナム料理店を開店し、その利益を寄付、2000年からは170台を超える車椅子を障がい者の体に合せて調整し訪問時に持参している。その他にタイニン省枯葉剤被害者の会支援やHIV感染の子どもたちへの支援も行っている。20年以上にわたる活動。
この度は、社会貢献者の表彰を頂き誠にありがとうございます。
私共は、私と数名の仲間で活動をおこなっております。会員の募集を行ったことはありません。活動の資金として国や県、市、団体からの資金を求めたことも頂いたこともありません。現地の状況に早急に対応するためであり、個人としての責任で支援を行っています。
直接、困っている人たちの元へ行き意見や要望をきき、すぐに対応します。当然、地域の責任者に話を通してのことです。早急に対応するためには、金で解決すること、物で解決する場合もあります。家の修理が必要であれば、すぐに大工を手配し、車いすが必要な場合は、すぐに本人とともに車いす業者のところへ向かい調達します。お金がなくて病院へ行けない人がいればすぐに連れて行きます。誰の許可も要りません。私の金と責任で行うのですから。
組織を作っている団体であれば、会議にかけ予算を組んで来年の事業に組み入れるという作業が必要になります。そのうちに病気の人は手遅れで亡くなり、雨漏りの家は住めなくなってしまうこともあります。“いま”しなくてはいけないことが街には山ほどあるのです。個人ですべてを行うことは不可能ですし、すべてに平等に行うことは無理です。かといって見過ごすことはできない。そういう思いでやってきました。
ベトナムでは、外国の支援によるインフラ整備が進み、一部の富裕層や特権階級だけが恩恵を受け、貧困層の人々は住み慣れた土地と仕事を奪われてしまうという現実が続いています。私たちの支援が人々の中に波風をたてていることにも気づかなければなりません。私たち外国からの支援は、常に現地の貧しい人々に寄り添うべきだと考えます。貴財団から頂きました副賞金はこれらの人々のために使わせて頂きたいと思います。ありがとうございました。
代表 秀嶋 正孝