人命救助の功績
森上区自主防災会
平成25年7月30日午前4時40分頃、新潟県長岡市森上地内で発生した土砂崩れで民家2軒が全壊し、閉じ込められた3名の居住者を消防が到着する前に住民が協力して救出活動を行い、2棟からそれぞれ一名ずつ救出して避難させ、消防到着後は個人所有の大型重機バックホーを提供して救助補助を行ったり、チェーンソーや小型ジャッキを持ち寄ってもう一名の救出に協力した。二次災害を省みずに人命救助に貢献した。
11月30日、家を出て長岡駅まで車で30分、新幹線で東京駅へ約一時間半そして帝国ホテルへ。二時間余りで全くの別世界へ着きました。その日は受賞者の功績紹介と夕食会があり、アルコールも入って気持ちよく眠ることができました。
12月1日の表彰式典では、瑶子女王殿下のお言葉があり、安倍昭恵会長よりひとりひとりに表彰状と副賞が贈呈されその後の祝賀会と夢のような二日間でした。それにしても全国には無欲で他に尽くしておられる多数の人々がおられる事に驚き、頼もしく思いました。
私たちは山ありの小さな集落で起きた豪雨による土砂崩れで全壊した二件の家に閉じ込められている3人を救出した事が人命救助という事になりましたが、ほとんど毎日顔を合せている人がそこで動けないでいるのが分れば多少の危険を冒してでも助けようとするのが当たり前です。たちまち十数名が集まって来て協力して無事外に出すことができました。一名が骨折の重傷を負いましたが命に別状は無く、二名は怪我も無く、本当に良かったと思っています。そして今回の表彰をいただく事となり喜んでいます。
選考委員の内館牧子さんが挨拶の中で「副賞は気にせずパーッと使ったらいい」と言われました。そのお言葉で気が楽になりましたが、私たちは個人受賞ではありませんのでこの機会に防災グッズなどを買ってはと思っています。
社会貢献支援財団に感謝申し上げます。