平成23年度 社会貢献者表彰
人命救助の功績
まつくら まさあき
松倉 昌昭
(44歳/東京都新宿区)
平成22年6月19日午後11時38分頃、東京メトロ有楽町線の千川駅ホーム後方で電車を待っていたところ、右側にいた女性がバランスを崩して線路内に転落するのを目撃、電車が入線してくるにも関わらず線路に飛び降り、女性を退避溝に引き込んで救出した。電車は直後に入線してきたが、迅速な判断と行動により女性は一命を取りとめた。
● 推薦者/財団法人 警察協会
平成22年6月19日、友人の所から帰宅時に東京メトロ千川駅にて、進行方向9両目にて電車待ちをしている時、電車が来ますのアナウンス後、ふらふらと歩く女性に気づき「電車が来るのに危ないな」と思った瞬間、頭からホームへ転落。5メートル位離れて居た自分が駆けつけ、女性の状態を確認後、直ぐに飛び降りました。意識がないので先ず体を動かすスペースの確保の為、バックを移動し、線路に掛かっていた下半身を線路脇に移動。抱きかかえ退避溝に移動しようとするも動かず、引きずれば怪我が悪化する恐れもあり、電車の構造が頭をよぎり一気に引き込む決断をした直後に、電車の警笛!「今だ」と退避溝に引き込んだ1~2秒後に電車が目前を通過。間一髪と感じるも直ぐに駆けつけたATSを押した男性から「大丈夫か?」の声を掛けられ両手が塞がって居た為、救急車を要請し怪我の状態を伝え救助を待ちました。車両問から救出後、ホーム上でATSを押した男性と駅員とで介抱しました。女性の怪我の状態は芳しくなかったのですが、回復しよくなりました。
振り返り感じたのは、人を助けた事も、両親を初め様々な人達が自分を支えて頂いたお陰で生きている事にありがとうの感謝をしている毎日です。支えて頂いた方々にこの受賞を捧げます。
Masaaki Matsukura
(Age 44 / Shinjuku-ku, Tokyo)
At around 11:38 a.m. on June 19, 2010, Mr. Matsukura, while waiting for a train at the back of the platform of the Tokyo Metro Yurakucho Line in Senkawa, saw a woman to his right lose her balance and fall onto the tracks. Despite the fact that a train was coming, he jumped down onto the tracks and pulled the woman into a sheltered channel and saved her. The train arrived immediately afterwards. Through Mr. Matsukura's quick thinking and action, the woman was snatched from the jaws of death.
Nominator: Japan Police Support Association