受賞者紹介

平成19年度 社会貢献者表彰

人命救助の功績

さんだ ゆうき

産田 祐希

平成5.4.8生 14歳/大阪府
さんだ しょうた

産田 翔太

(平成6.8.8生 13歳/大阪府)
もり そうへい

森 創平

(平成5.7.29生 14歳/大阪府)
産田 祐希
産田 祐希
産田 翔太
産田 翔太
森 創平
森 創平
平成18年8月16日の夕方、大阪府能勢町山辺地内の砂防ダムで泳いでいた男性が 溺れ、水中に沈んでいく所を目撃し、救助と助けを求める者に手分けし、迅速な連係 により男性を無事救助した。
推薦者:大阪府能勢町教育委員会

受賞の言葉

産田 裕希

ぼくは、こんなにすごい受賞式によんでもらって、さらに受賞してもらえるなんて思ってなかったので、とてもうれしかったです。ほかにも僕たちみたいに、人命救助した人やボランティア活動した人などいろいろな方々が受賞されていて、その方々といろんな話をして学べたりして、とてもよかったです。料理もおいしかったですし、ホテルなどいろいろお世話してもらい、みなさんどうもありがとうございました。

産田 翔太

ぼくは正直この人命救助でこんな立派な賞をもらい、ほんとうにうれしく思っています。この賞のおかげで、自分はこんなにものすごい事をしたんだと思う事ができました。自分がたった1人でもこの世に一つの大切な命を救ったと思うと、とてもうれしいです。これからもその大切な命を1人でも多く救っていこうと、この受賞式で思う事が出来ました。この賞を下さり本当にありがとうございました。

森 創平

この様な素晴らしい賞をいただけるとは思ってもおらず、すごくうれしいです。ありがとうございました。人命救助ができたことは良かったですが僕自身も命の大切さを学び、そして他にもたくさん社会に貢献している人がいることをこの賞を通じて知ることができ、大変良かったです。これからも何か社会に貢献できる社会人になるよう頑張りたいと思います。

8月16日午後4時頃、能勢町山辺地内にある砂防ダム(通称岩谷ダム)の近くに、中学生の祐希君と小学生の翔太君の兄弟と中学生の森君はキャンプに来ていた。

砂防ダムの近くで遊んでいた3人は、ダムで泳いでいた男性(大学生・19歳)が溺れ、水中に沈んでいくところを目撃した。3人は、水中に飛び込み助ける者と近くに助けを求める者に分かれ、陸上部員の森君は助けを求めて走り、泳ぎの得意な祐希君は水中メガネを付けて飛び込み、翔太君は砂防ダムの堰堤(えんてい)の水際で待機した。男性は、水深4~5メートルの水底で宙づりの状態で動かなくなっていた。意識が朦朧(もうろう)としている男性の顔色は紫に変わり一刻も早く引き上げようと、息も苦しいなかで男性の手首を握って引き上げ水面まで浮上した。この間、森君は近くにいた人にも声をかけ、水際で待機していた翔太君と男性を救助した。意識不明だった男性は一命を取り留めた。

裕希君は「この人が死んだら、どうしようと必死だった。とても長く水中にいた気がした。」と話していた。

岩谷ダム

Mr. Yuki Sanda

(born April 8, 1993 [14 years old] ; Osaka Prefecture)

Mr. Shota Sanda

(born August 8, 1994 [13 years old] ; Osaka Prefecture)

Mr. Sohei Mori

(born July 29, 1993 [14 years old] : Osaka Prefecture)
In the evening of August 16, 2006, Yuki, Shota, and Sohei witnessed a man swimming in the reservoir of an erosion-control dam in the mountainous region of Nose Town, Osaka Prefecture. When they saw drown and sink under the water, they split up to save the man and seek help. The man was rescued safely as a result of their quick teamwork.
Recommended by: The Board of Education of Nose Town, Osaka Prefecture