在神戸ベトナム寺院 和楽寺
ティック ドゥック チー
和楽寺は国内10ヵ所あるベトナム仏教寺院の1つで、埼玉県のベトナム仏教寺院「大恩寺」が行っている在留ベトナム人を支援する活動に倣い、2012年に神戸市長田区に建立された。ティック・ニュアン・フォー住職を中心に、空き家になっていた住宅を信者等の寄付で購入し改築、2階が釈迦如来像など3体の仏像などが安置された本堂、1階が交流スペースになっている。現在、フォーさんの下で出家したティック・ドゥック・チさんが住職を務める。寺では1.ベトナム仏教を教える2.日本で生まれた2世や3世(日本国籍)への生活支援 3.日本に来た留学生や技能実習生への支援を行っているが、相談事が最も多く、ほぼ毎日一日中寄せられ対応に忙しい。在ベトナム領事館や大使館、警察からも問い合わせがある。コロナ禍の2年間は、宿泊業や飲食業でアルバイトをする留学生を含む多くのベトナム人が困窮した。寺に寄せられた日用品や飲料を分け合ってしのぎ、帰国できない多くの人が寺に避難していた。法務省出入国在留管理庁によると、現在日本において在留ベトナム人は約48万人で中国人に次ぐ多さ。兵庫県下に8,000人、大阪府下に16,000人が暮らしている。そんな在留ベトナム人が「帰ってくる場所」家のような心の拠り所となるよう努めている。
第60回社会貢献者表彰式典に参加して、心から感動しました。この素晴らしいイベントに参加する機会を得たことを光栄に感じました。
この式典は、社会貢献のさまざまな分野で優れた業績を上げた個人や団体を表彰するために開催されました。そのため、会場には多くの素晴らしい人々が集まっていました。彼らの活動や努力、そして社会への貢献についてのプレゼンテーションを聞くことができ、その人々の情熱に触れることができました。彼らの活動は、地域社会への貢献や環境保護、教育支援、健康への取り組みなど、多岐にわたるものでした。それぞれの分野で、彼らが目指す社会の理想像に向けて、一歩一歩進んでいく姿勢に感銘を受けました。
さらに、この式典は、社会貢献者たちの活動を称えるだけでなく、他の参加者たちにも共感と励ましを与える場となっていました。多くの人々が、自身の分野での挑戦や困難に直面している中で、他の人々の成功や希望を見ることで、自らの活動に対して更なる意欲を持つことができるのです。私もその一人であり、彼らの活動を聞くことで、自らの社会貢献活動に対する意欲が高まりました。
一人一人が自身の力や才能を活かし、社会に何かを与えることは、私たちが持つべき責任であり、また喜びでもあります。社会貢献は、個人や団体だけでなく、社会全体の発展や幸福につながるものです。この式典は、社会貢献の大切さを広く伝えるとともに、社会をより良くするための活動を奨励していました。
最後に、この式典に参加して、私は新たな視点を得ることができました。社会貢献者たちの活動や努力に触れることで、社会への貢献の重要性を再確認することができました。これからも自分自身の力を最大限に活かし、在日ベトナム労働者に様々な活動を貢献する姿勢を持ち続けたいと思います。改めて公益財団法人社会貢献支援財団の皆様に感謝しております。