人命救助の功績
湯浅 龍斗
山田 泰聖
井関 千颯
吉野 優也
平成26年1月11日午後5時50分頃、4名が自転車に乗り鎌ヶ谷大仏駅の踏み切りを通りかかったところ、線路上で転倒して起き上がれない女性を井関さんが発見した。4名が女性を助けようとしたところ、遮断機が下り始め、警報器が鳴り始めたため、湯浅さんは非常ボタンを探し、井関さんと吉野さんは駅に停車していて発車しようとしていた電車の運転士に両手を振って合図を送り、山田さんは携帯電話で110番通報した。その後、異変に気が付いた運転士が踏切に向かい、通行人とともに女性を救助した。
湯浅 龍斗
僕の考え方を変えてくれた~change my life~
今年1月11日、僕は同じサッカー部の友達3人と新京成電鉄鎌ヶ谷大仏駅から家に帰る途中、踏切内に横たわり動けなくなっているお婆さんを皆の連携プレーで助ける事が出来きました。助けたときは無我夢中でしたが駆け付けた警察官の方が僕たちに「怪我はない?」と優しく声をかけてくれると初めて自分達も命の危険があった事に気づき、涙が溢れてきました。家に帰っても怖くて一人でお風呂に入る事も出来ず、なかなか寝付けませんでした。
そんな日が何日か続きましたが、やっと心も落ち着きいつもと変わらず部活に明け暮れている頃、お母さんから社会貢献財団からの表彰があると聞きました。意味もわからず当日を迎えると全国からたくさんの表彰者がいて話を聞くとそこには皆自分だけでなく人の為に必死に活動している方達ばかりでした。僕も今回の人命救助ができた事は一人じゃなかったからだと改めて気づかされました。一人じゃ出来ないことも皆が力を合わせれば何事も乗り越えられるという事を学ばせてもらう事ができました。
今後も人と人との繋がりを大事に、思いやりを持った行動をしていきたいと思います。
山田 泰聖
人命救助で学んだこと
「日本ほど安全で、住みやすい国はないです」僕は、安倍昭恵さんがおっしゃっていたこの言葉がとても心に残っています。
平成26年1月11日、僕たちはスポーツショップで買物をした後、いつものようにみんなで踏切を渡ろうとした時に、井関君が線路に横たわっている女性を発見しました。みんなで助けようと決意した時には、警報器が鳴り遮断機がおりてきました。
「やばい」頭が真っ白になり、自分には何ができるか考えていたら警察が頭に浮かんできて、「通報しないとだめなんだ」と思いすぐに110番をしました。そして、通行人とともに無事、お年寄りを助けることができました。
一人だったら助けられたのかと思うととても怖くなりましたが改めて仲間の大切さ、チームワークの素晴らしさを痛感しました。
社会貢献支援財団の方から表彰式に参加出来る事をうかがい、この様な立派な式典に出席出来た事は僕の一生の思い出になると思います。
本当にありがとうございました。
井関 千颯
人の為に行動できる人
僕は今年1月11日、駅踏切の線路内で動けなくなっている女性を発見し友達3人と連携して女性を救出しました。救出した時は何も考えられず頭の中はただ助けなきゃ、と体が勝手に動いている感じでした。
その後、僕達は警察署から感謝状を頂いたりTVや新聞の取材を受けたりと暫くあわただしい日々を送っていました。
しかし、そんな日々も忘れてしまっていた頃に社会貢献支援財団から表彰されると聞きました。僕はこれがどういう事なのかも分らず楽しみに会場に向かいました。ところが受賞者の顔合わせで驚いてしまいました。それはみなさんの功績はどれも立派なものだったからです。自分の損得も考えず他人を想い行動を起こしている方々を目の当たりにして自分も見習っていきたいと思いました。そして今後、お年寄りや女性、僕より小さな子供達に優しく多くの人の為になるような事が出来るようにもっと勉強しようと思いました。
最後に、この度は素晴らしい経験をさせて頂いた事にとても感謝しています。
吉野 優也
今年1月11日 僕は友達と買い物に行った帰りに、踏切の線路内で動けなくなっている、おばあさんを発見し、僕達は無我夢中で電車を止めようとしたり、警察に通報したりして、おばあさんを無事に救出する事が出来ました。無我夢中だったので、その時は怖くなかったけど、今思えば自分達もかなり危険な状況だったんだなと思います。
普段から一緒に部活動をやっている仲間だから4人で協力出来たんだなと思います。
1人だったらもしかして怖くなって逃げてしまっていたかもしれません。
今回社会貢献者表彰式での受賞をさせて頂き、本当に嬉しく思います。色々な社会に貢献している方にも会うことが出来、貴重な体験をする事が出来て誇りに思います。
何よりも無事におばあさんを救出する事が出来て良かったです。