NPO法人 サン・ワールド・ビジョン
大阪市で株式会社を運営する山野一義さんは会社の収益から毎年数百万の寄附を日本赤十字やユニセフを通じて行っていたが、ネパールの支援を行っている人と知り合ったことで、2007年に自ら直接支援を行おうと同年にサン・ワールド・ビジョンを設立した。
毎年約2千万円の支援をしている。その結果、ネパールに4校、カンボジアに2校の小学校、ブルキナファソに5校の小学校建設とポンプ式深井戸12基を設置している。建設前に現地を確認し、落成式にも参加する。学校運営は現地の人や、協力してくれるNPO団体と行っている。日本国内においては、災害等が起きた地域に対して寄付を行っている。
この度は、NPO法人サン・ワールド・ビジョンに栄えある社会貢献者表彰をいただき、誠にありがとうございました。そして、私共のNPO法人に対して、ご支援、ご協力いただいた関係者各位に心より感謝を申し上げます。
大阪市で「健康といい気分を提供します」という企業理念のもと、主に健康食品や家庭用治療器等を取り扱う事業に携わってきました。その中で、国際貢献ができないものかと考え、いま何が一番必要とされているかと世界中を見渡した時、未だに世界には教育の機会に恵まれない子どもたちがなんと多いことかと思い知らされました。私共は、子どもたちの人間性を向上させるためには、しっかりとした基礎教育が絶対に必要であると確信しています。紛争や貧困などを理由に学校教育を受けられない、教育環境に恵まれていない、そのような世界のたくさんの子どもたちに貢献したいと考えました。その思いから、一人でも多くの子どもたちへの支援活動を行うため、2007年「NPO法人サン・ワールド・ビジョン」を設立いたしました。
私共は、ご賛同いただいた皆様と共に、確実に社会貢献につながる支援活動を勧め、発展途上と呼ばれる地域をはじめとし世界中に、子どもたちの夢を育み、健全な成長を見守るための教育施股を設立することを第一の目標としております。
その結果としまして、ネパールに小学校を4校、カンボジアに2校建設し、さらにブルキナファソに小学校5校とポンプ式深井戸12基を設置いたしました。
国内においては、東日本大震災で被害を受けた宮城県女川町江島の高台に、有線放送設備を寄贈したり、災害等がおきた地域に対して毎年寄付を行っています。今後もさらなる社会発展のため、一層の努力を尽くす所存でございます。
末筆ではございますが、公益財団法人社会貢献支援財団の益々のご発展とご活躍をお祈り申し上げて、お礼の言葉とさせていただきます。
この度は、本当にありがとうございました。
理事長 山野 一義