第52回 社会貢献者表彰
はせがわ ゆうだい
長谷川 雄大
(大阪府)
2018年6月4日の午後17時17分頃、仕事を終えて自転車で帰宅中、道路の反対側を男性3人が走ってくるのを目撃した。後ろを追いかける郵便局員の2人の男性が、〝待て、強盗″と叫ぶのを聞いた長谷川さんは自転車のまま道路を渡り、逃げる犯人と追いかける2人の間に入り追跡、犯人の右側から左手で首に手を回し、そのまま倒れこみ犯人を取り押さえた。その際、犯人が持っていたナイフが長谷川さんの左わき腹に刺さり、7針を縫う怪我を負い、5日間の入院となった。
負傷したことを知ったのは、痛みを感じて腹部を見たら、洋服が血で染まっていたからで、直後は犯人を取り押さえる事に夢中で気が付かなかったという。
推薦者:公益財団法人 警察協会
この度は社会貢献者表彰式典に参加させていただきありがとうございました。
受賞の経緯としましては2018年6月4日、仕事が終わりいつも通り自転車で帰る途中、車道を挟んだ歩道を全速力で走っている男性が目につきました。
気になって付けていたイヤホンを外し見てみると、後の方から「待て!強盗!」と言いながら走っている方が見えたので 「捕まえないと!」 と思い、車道を渡り、後ろから追いかけ、捕まえようとした時勢いが強くて相手が転がったので逃げられないように押さえました。
その際、腹部にナイフが少し刺さりましたが周りにいた方々が警察や救急車に連絡をしてくださいました。
7針縫う怪我をしましたが近くには公園もあるので子どもが怪我をする可能性を無くせたのでよかったと思っています。