東日本大震災における貢献者表彰
日本笑顔プロジェクト
復興支援団体として、平成23年4月27日から12月16日までの間合計7回、長野県の主婦ら述べ100名を動員し、寒さ対策に手編みの靴下カバーを制作、宮城県女川町の700人に配る他、炊き出しや支援物資の運搬提供などを行った。その他、被災地に自転車を贈るプロジェクト、女川物産市の開催などの活動を行った。
日本笑顔プロジェクトは、宮城県牡鹿郡女川町での支援活動を継続的に行っております。長野県からの同メンバーが毎月女川町を訪れ、炊き出しや物資提供、マッサージ、保育施設や病院での風船アトラクション、小学校の授業の中で筆を使って楽しく字を書くといった学習支援など現地ニーズを随時聞き取りながら幅広い活動を行っています。
毎月継続的に訪れ、町民の皆様と顔を合わし話をする度に親近感や信頼性が生まれてきました。小学校での学習支援もあり、子供達とは、活発にコミュニケーションをとる事ができ、毎回多くの笑顔や元気を提供され、我々支援メンバーが逆に励まされています。
平成23年9月からは女川町に住む主婦の方が、自発的に同プロジェクトの現地支部を立ち上げて頂き、復興地と我々との太いパイプ役になって頂いております。絶えず変化するニーズを探るには、やはり現地と密接になる必要があると感じています。
また平成23年の夏以降、女川町の子供達に手編みの靴下カバーを贈ろうと長野県を中心とした年配女性100人の編み物ボランティアを募り約2000足近い靴下カバーを制作しました。その活動や協力は全国各地へ広がり、使われなくなった毛糸も数多く寄せられました。
現在は、女川町で製造された自立復興商品の委託販売を行ったり、同町で製造された蒲鉾をチャリティー販売したり、同プロジェクトが発案したチャリティーグッズの販売等で支援活動費を捻出しております。
今回、大変名誉ある賞を受賞させて頂き大変嬉しく思っております。この受賞はいままで同プロジェクトに関わって頂きました大勢の皆様のお力添えがあっての事と改めて感謝しております。今後は、女川町での軽作業委託等で自立に関する支援や同プロジェクトの活動を国内はもちろん、世界各国へ発信し、「笑顔」の重要性と復興への意識を広めていきたいと思っております。