社会課題に立ち向かう方々を応援するサイト
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- 平成22年度(2010年度) 社会貢献者表彰 受賞者
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川原 尚行(認定NPO法人 ロシナンテス 理事長) (福岡県)
かわはら なおゆき
- 活動分野 国際協力・多文化共生 医療・難病
- 活動エリア 海外
- お願いごと 寄付金お待ちしています 必要なものがあります ボランティア・プロボノ募集 製品を買って応援 取材OK・講演いたします
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2025.1.30
2023年4月の内戦ぼっ発後にスーダンから退避して以来、1年8か月ぶりに渡航した理事長川原による報告会を開催しました。日頃よりスーダンのことを気にかけてくださっている皆さまに、現地で見聞きしたことをご報告したイベントの一部をアーカイブ動画として公開しています。
- 【 受賞時功績 】
スーダンで医療と学校建設等の支援活動を行う国際NGO 受賞者紹介・手記ページ -
医療を中心とした村落開発に加えて、様々な技術を取り入れて地域医療を充実させることにも取り組んでいます。
●小型エコーの導入
多くの村落部ではトラウベ聴診器という、熟練の技が必要になる伝統的な器具での診察が主流です。しかし無医村の診療所では、こうした器具を適切に扱える人材がいないことも多く、出産が始まるまで危険な状態に気が付けないこともあります。
熟練した人間でなくとも比較的扱いやすいエコーを導入することで、地域での出産で母子が命の危険にさらされる可能性をぐっと減らすことができます。実際ロシナンテスがエコーを導入した診療所では、9か月を超えても逆子のままの状態を見つけるなどの成果を上げることができ、出産時に困難が伴うことが予想されるケースは事前に大きな病院へ行ってもらうという指導ができるようになりました。
また、これまで産前健診に夫が一緒に来ることはほとんどなかった地域でも、エコー導入後には夫が健診へ参加し、一緒にお腹の中の赤ちゃんの様子を見て談笑している様子が見受けられるなど、家族への良い変化も生まれます。
●ポータブルX線装置の導入
富士フイルム株式会社の協力を得て、同社のポータブルX線撮影装置を試験導入するプロジェクトを行っています。ザンビアにおいては結核が主要な死因の一つですが、大きな施設にしかX線がないことから、早期発見が難しい状況にありました。
持ち歩きが可能で、かつ外でも使用できるこの装置を複数の医療施設に巡回させることで、村落部の住民もアクセスしやすくなり、従来の検査体制では見逃されていた結核患者を発見できるようになりました。
現地の人々が持続的に活用していける技術かどうかを見極めながら、地域医療をよりよい形にできるよう支援を続けていきたいと思います。 -
保健医療や水衛生の事業を実施し、その成果を現地に定着させるまでには、長い時間がかかります。
毎月あるいは毎年の継続的なご寄付という形でご支援いただけますと、中長期を見据えた事業計画を立てやすくなります。
その他、古本寄付や講演依頼、募金箱の設置など、ご自身にあった形で関わっていただけましたらうれしいです。
書籍『行くぞ!ロシナンテス 日本人医師川原尚行の挑戦』、写真集『もうひとつのスーダン』も好評発売中です。
【募集しています】
○月1,000円からの支援で応援するチーム・ロシナンテスの仲間
○家に眠る古本や不用品などの物品寄付の協力者
○募金箱やカレンダーを設置くださるお店・企業
○オフライン・オンラインでの講演依頼
○インターンやプロボノとして関わってくださる方
●遺贈、相続財産のご寄付も受け付けています。
https://www.rocinantes.org/support/donate/bequest/(ご支援は、ホームページ・SNS等で詳細をご確認いただき、受賞者へご連絡のうえ行ってください) - 連絡方法
ホームページよりご連絡ください。 -
ホームページ
認定NPO法人 ロシナンテス - SNS
情報更新:2025年1月(11858)
★ 過去10年間の受賞者(東日本大震災関連を除く)を対象にアンケート調査を実施し情報を掲載しています(随時更新予定)。