社会課題に立ち向かう方々を応援するサイト
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- 第62回(2024年度/令和6年度) 社会貢献者表彰 受賞者
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道村 静江 (神奈川県)
みちむら しずえ
- 活動分野 社会・福祉
- 活動エリア 関東
- お願いごと 製品を買って応援
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2025.2.7
発達障害支援団体・できるびよりが開催する「できるびよりフェスタ2025」で「ミチムラ式漢字カード」使い方のワークショップを行います。
<参加費無料、予約の必要なし>
日時: 2025年3月9日 10:00~16:00
場所: 東京都立産業貿易センター浜松町館4階 展示室北 - 【 受賞時功績 】
パソコンの普及によって、視覚障がい者に「漢字変換の知識」が必要となったことで、盲学校の教師だった道村さんは漢字学習のための教材を開発し、点字使用者の漢字習得を可能にした。その後、発達障害や学習障害などの子どものために見て唱えて覚える「ミチムラ式漢字学習法」考案し、子どもたちの学力向上に貢献した。 受賞者紹介・手記ページ -
教師をしながら13年間視覚障害者の漢字教材を作り続け、退職後一般の漢字が苦手な子用に「ミチムラ式漢字カード」を6年間一人で作って販売してきました。しかし、作業的に限界が来て悩んでいたときに、長男が手伝ってくれることになり、2018年に「かんじクラウド株式会社」を設立。その後、私が作製したアナログ的なカードは、若者の力で一気に進化しました。
発達障害や学習障害で漢字学習が苦手な子たちが、使いやすく分かりやすい見せ方に変更しました。さらに、コロナ禍で学習形態がICT化に進む情勢を考慮して、デジタル教材の「漢字eブック」を開発し、2021年のグッドデザイン賞を受賞しました。そして、2024年度から「ミチムラ式漢字カード」にQRコードを付けて「漢字eブック」の簡易版を見られるようにもしました。
このことによって、漢字一字だけを覚える学習から、その先にある成り立ち・意味・語彙集まで自学自習で学び進めることができる画期的な漢字教材となりました。
今まで繰り返し書いて覚える方法しか知らなかったのを、漢字学習の入り口はいくつもあり、興味をもったところから学ぶことができることで、発達障害系の苦手な子供たちに、あるいは単純な作業がイヤでやる気にならなかった子供たちに、漢字の楽しさとおもしろさを知ってもらいたい。そして、言葉の世界を広げて豊かな日本語を使えるようになってもらいたい。
そんな方法を全国の学校を廻って研修会や授業などを行ったり、保護者や子供たちに漢字学習の相談の機会を多くしています。
令和6年度(2024年度)からバージョンアップした「ミチムラ式漢字カード」を使う教室が増え始めました。特に特別支援教育の場で活用される事例が増えてきました。
★令和6年度に横浜市ものづくり支援事業に関連する「販路開拓支援事業」に認定され、令和7年度から横浜市教育委員会・特別支援教育課によって、市内の特別支援教室実践推進校150校に配布され、使用されることが決まりました。 -
読み書きは唱えながら簡単に覚えて、漢字本来のしくみや本質を捉えられる「ミチムラ式漢字学習法」を25年間伝え続けてきましたが、指導者の考えはなかなか変えられません。
学校で行う漢字学習を、子供たちが覚えやすく楽しく納得できる方法で実施することによって、家庭学習につながり、保護者も子供たちも意欲的に取り組むことができます。
そんな研修会や授業などを各地で行うことができますので、希望があれば会社のHP(https://kanji.cloud/)のお問合せメールで連絡をください。
また、漢字カードや、漢字eブックなどの購入は会社HPのトップページからオンラインへと進むことができます。(ご支援は、ホームページ・SNS等で詳細をご確認いただき、受賞者へご連絡のうえ行ってください) - 連絡方法
ホームページよりご連絡ください。 -
ホームページ
ミチムラ式漢字学習法 - SNS
情報更新:2025年2月(12774)
★ 過去10年間の受賞者(東日本大震災関連を除く)を対象にアンケート調査を実施し情報を掲載しています(随時更新予定)。