「グリーフサポートせたがや」は法人を設立して2024年で10周年を迎えました。
「グリーフ」とは、身近な人や大切ななにかを失うという「喪失体験」に対する心と身体の反応のこと。
喪失体験には死別や離別だけでなく、夢や希望などじぶんにとって大切な何かを手放さなければならなくなることや、差別や偏見を受けて自尊感情や自信をうしなったりすることも含まれます。一人一人喪失体験も違うし、グリーフのあらわれ方も人それぞれ。どんなあらわれ方であっても、すべて自然なこと。ただ一人で抱えるのがしんどいときもあります。
私たちはさまざまな喪失体験やグリーフを経験しながらも一人一人が安心して過ごせる場「サポコハウス」を運営しています。
身近な人と死別したこどもやおとなのピアサポートのグループをはじめ、どんなこともお話いただける個別相談（電話と対面）、だれでも参加できるサポコラボ、グリーフサポートの輪を広げるためのファシリテータ要請講座、そして講演会やワークショップの開催を行っています。