社会課題に立ち向かう方々を応援するサイト
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- 第60回(2023年度/令和5年度) 社会貢献者表彰 受賞者
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大滝 利彦(上越市防災士会) (新潟県)
おおたき としひこ
- 活動分野 地域活動 災害・防災
- 活動エリア 中部
- お願いごと
- 【 受賞時功績 】
上越市で初代防災局危機管理専門職として採用され、防災士養成講座を担当している。「上越市防災士会」を創設し、同市の防災士670名以上を育成。養成講座開始前は28名だった防災士は現在1,134名に増え、新潟県内では新潟市を押さえ第一位になるなど、自分たちの手で自分たちの町を災害から守る取り組みを続けている。 受賞者紹介・手記ページ -
通年通り、市・地域の防災力向上のための活動を行い、基幹となる防災士を養成・育成します。自主防災力を高め、個人が災害から生き延びられるかを取り組んでいます。
1 能登半島地震の概要
2024年元日の能登半島地震においては、当地上越市で震度6強、関川河口で津波遡上高5.9mを観測しました。
大きな被害は無かったものの過去の地震の揺れと違い、過去健在だった神社・寺の石灯篭の倒壊が数カ所に確認されました、また津波避難に於いて車使用による道路渋滞が発生し今後の課題となりました。
2 防災士会・個人の活動
〇 防災士は各支部・町内でそれぞれ活動しました、私は自宅から職場(保育園)の状況を確認し、町内の避難所に立ち寄り10数名の避難者であり家族も自宅も異常ないとのことであり、市の避難所担当者と調整し連絡手段を確保し、自宅で退避するよう指示しました。
〇 各種ハザードマップの周知徹底
3 会の令和6年の活動
市は津波に関する避難に対し影響のある地域(海岸線4地区)に現状の聞き取り等説明会を実施、防災士会・支部は中心になり協力した。
特に日本海の津波は到達が速い、各地区・班・各家まで避難要領の徹底が必要
市が津波避難に対する対応・検証結果を12月発表し、それを会員に伝達した。
防災士会の年度の活動は例年と大きく変わらないが、
〇市と連携し防災士養成講座の実施 79名合格
〇市と協力し各町内への防災アドバイザーの派遣 85回
〇各地区の町内会長・防災関係者等への防災リーダー研修の実施 9地区 328名参加
〇総会後のスキルアップ研修の実施
演題「能登半島地震における対応について」 市危機管理監 130名参加 -
(受賞者から情報が届き次第掲載いたします)
情報更新:2025年2月(12718)
★ 過去10年間の受賞者(東日本大震災関連を除く)を対象にアンケート調査を実施し情報を掲載しています(随時更新予定)。