音声版の総合雑誌と位置付けている「万華鏡」、高島屋通販カタログをそれぞれ年４回、視覚障碍者用の教科書や、試験問題とその解説、視覚障害者が執筆した「メルマガ色えんぴつ」、「プロ野球年鑑」などを定期的に音訳して全国の読者にお届けするほか、一般図書を音訳し、国会図書館にも納入しています。
また、読者や一緒に活動する方を増やしたいと、ツイッターを開始しました。多様な読み物を提供するために、同じ活動をしている他のグループとも連携を図りたいと思っています。
視覚障がい者には、中途失明の方も多いと聞きます。現在、CDでお届けしていますが、どのような届け方をしたら、より負担なく聴いていただけるか試行錯誤しています。オンライン配信などの可能性についても勉強したいと考えています。
新しく準備していることは、音訳図書をお届けする方法を増やすことです。これまで、音訳データをCDにコピーして皆様に送付していましたが、今後、利用会員の方には、WEBを介して配信することもお届けする方法の一つとしていきたいと考えています。選択肢を増やして、情報によりアクセスしやすくしたいです。
また来年は設立50周年にあたりますので、読書バリアフリー法と今後の音訳の可能性について考えたいと思います。