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受賞者

第49回

社会貢献の功績

とくていひえいりかつどうほうじん きゃっぷせんたー・じゃぱん

特定非営利活動法人 CAPセンター・JAPAN

(大阪府)

アメリカで開発された、子どもへの暴力防止プログラム(CAP)を普及する日本の団体として認可を受けた同会は、これまで20年に亘り、子どものいじめ、大人からの虐待・体罰・誘拐・痴漢・性暴力を含めた様々な暴力から、子ども自身が自分のからだと心を守るための知識とスキルを、大人も含め、提供する暴力防止ブログラムの推進を行っている。また平行して、養成講座を全国で開催し、多くのスペシャリストを育成している。日本では子どもの暴力に、学校以外の組織が介入することがほぼない中、現在全国に140の実践グループが存在する中、32都道府県でのCAPグループ設立とプログラム提供活動に寄与し、これまで539万人以上の大人と子どもがプログラムに参加した。子どものころに受ける虐待やいじめ、ネグレクトは、人格形成に大きな影響を及ぼし、一生トラウマを抱えたり、心の病が自死や、大人になって自身が子どもを虐待、家庭内暴力に繋がることもある。この負の連鎖を断ち切るために、早くに第三者が救出することが必要で、こうした子どもへの予防教育により、着実な暴力防止の成果を挙げている。

推薦者:ウィメンズセンター大阪
特定非営利活動法人 CAPセンター・JAPAN 理事長 側垣 一也
理事長 側垣 一也

“子どもたちが自分を大切な存在だと実感できる”-そんな社会を実現するために

子どもに特別に大切な3つのけんり
子どもに特別に大切な3つのけんり

このたびは社会貢献者として表彰して頂きましたことに、心より感謝申し上げます。

CAPセンター・JAPANは1998年より子どもが日々安心して安全な生活を送れるよう、子どもの視点に立った暴力防止活動を行っています。日本の北部にあるもう一つのCAPトレーニングセンターである一般社団法人J-CAPTA(2009年設立)、そして地域で活動するCAPグループとともに、幼稚園、保育所、学校、社会的養護のもとで暮らす子どもたち、障がいのある子どもたち、そしてその身近にいるおとなにCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを提供しています。1995年に日本でのプログラム実践者養成が始まり、20年を超える活動のなかで553万人以上の子どもたちとおとながプログラムに参加しています。2000年に児童虐待防止法が施行される以前から子どもへの暴力防止をテーマに、地域で着実に予防教育に取り組んできたことが、今回の受賞への評価につながったものと受けとめています。

安心・自信・自由ギャラリー
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しかしながら、近年、子どもが暴力(心とからだを傷つけられること)にあいやすい状況は深刻さを増しています。今回制作していただいた団体紹介映像の中でもお伝えした子どもへの暴力の状況を示すデーターそれらの「子どもたちのいま」を意識して、おとながこの事実と向き合っていく必要があると痛感しています。子どもが自分の感覚を大事にして、嫌なことはイヤと言えるようになるためには、身近なおとなが日常生活の中でそのメッセージを伝え、また、なるべく早く子どもの変化に気づき対応するための知識とスキルを持つことで、あらゆる場面で防止をすることができます。そして、何よりも子ども自身が自分の感覚や気持ちを大事にしてもいいと知ることが必要です。すべての子どもとおとなが被害を受ける前に知識とスキルを持つ-予防教育にもっと目をむけてほしいと願わずにはいられません。

表彰式典では、さまざまな分野の方との出会いがあり、ご尽力されているお姿に感銘を受けるとともに、多くの刺激を頂きました。「誰もが生きやすい社会」をめざし、皆さんとそして社会全体と無意識ではなく、意識と覚悟を持って、つながっていくことが必要なのだと改めて感じました。私たちは、これからも、子どもへの暴力に対する予防教育の必要性を多くの方に知っていただく努力を続け、誰もが生きやすい社会づくりをめざしてまいります。

CAPセンター・JAPAN
事務局長 長谷有美子

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