受賞者

第48回

人命救助の功績

まえどまり ゆうと

前泊 優斗

(沖縄県)

2015年8月10日、午後4時10分頃、沖縄県宮古島市内の渡口の浜ビーチで遊泳していた前泊さんは、沖合で4人が溺れて助けを求めているのを目撃し、浜辺にいた人から浮輪を借りて荒れていた海に入り、浜辺から約30メートル地点で溺れていた女児を浮輪につかまらせ救助した。女児を救けに向かった祖父や父を含む他3名は亡くなった。当時台風13号の影響で波の高さは約2mで強いうねりを伴い、晴天ではあったが海は荒れており、離岸流が発生する場所で起きた事故だった。

推薦者:公益財団法人 警察協会
前泊 優斗

2年前の夏休みに友人何人かと泳ぎに行き、浜で休んでいると海の方から「助けてー!」と言う声が聞こえてきました。

その日は、台風の影響で海は荒れ高波でした。声のする方へ向かおうとしましたが一旦浜に戻り、女の子の母親から浮輪を借り女の子のいるところまで泳ぎ、浮輪につかまらせ足の着いたところに来たら女の子を抱きかかえ、母親のもとに連れていきました。抱きかかえた時、女の子に「大丈夫?」と声を掛けると「うん!大丈夫、ありがとう」と返事があったので安心しました。

この事故で女の子は助かりましたが、兄、父、祖父は亡くなってしまいました。そのことを思うと今でも悲しくなります。

「社会貢献支援者」として警察協会様から推薦して頂き、本当にありがとうございました。

受賞の話を頂いた時、正直なところ人命救助した時、他の方が命を落とされていることもあったので受賞式に参加していいのかどうか迷いました。しかし、事務局の方から親を通しやり取りしていく中で、いろいろな事を話し合い考え、受賞式に参加させて頂くことにしました。

この受賞式をきっかけにいろんな方の体験談等を聞かせてもらったり、僕自身いろんな事を考えたり、周りの方といろいろな話をする事もできました。そして今までいじょうに多方面から関心を持つこともできるようになりました。

「一つの命」についても改めて考えることもできました。また、他の方の人命救助や世界に貢献している方がたくさんいる事を知る事もでき、本当によかったです。

そして、この賞を頂いたことをはじないように日々の生活を送りたいと思います。

そして、僕に命をくれ育ててくれた両親にも「親孝行」できるようになりたいです。

遠方であるにもかかわらず、両親も受賞式・式典に招待して頂き感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。