受賞者

第49回

社会貢献の功績

ひこやま ひろみ

彦山 ひろみ

(愛知県)

愛知県みよし市で1995年から、「知的障害者授産所にささやかな援助ができればいい」とアルミ缶の回収を一人ではじめたところ、それが地域の人々に拡がり、彦山さんを中心に分別ごみステーションを自主運営することになった。やがてそれを知った行政が動き、町営のリサイクルステーションが設置されるまでになった。彦山さんが始めた小さな活動の成長とともに町の人々が触発され「住むからには都にしよう」という機運が高まり、ボランティア団体が次々と誕生し、なかでも生活スタイルを重視した、自主防犯クラブを立ち上げ全市に広がった。現在は地元大学と共催する筋トレ講座や自宅を開放して高齢者の居場所作りなど人と人の結びつきが育まれる活動を続けている。

推薦者:社会福祉法人 みよし市社会福祉協議会
彦山 ひろみ
自主運営していたリサイクルステーション
自主運営していたリサイクルステーション

始めの一歩は平成9年頃、障害者通所授産施設を運営する「あゆみ会」にと、たった一人で始めたアルミ缶回収がきっかけでした。

そのうち、「新聞も」「ダンボールも」との声が上がり、その要望に応えるうちに扱い品目がどんどん増加して、一人ではやりきれなくなりました。そんな矢先、三好町(現在はみよし市)に女性団体連絡協議会が設立され、新興住宅地の三好丘緑行政区の女性ボランティアグループとして「グリーンレディース」が発足しました。私は初代会長になって、リサイクルステーションの運営を主力に活動しました。

使われていなかった公民館横の20坪の農作業小屋に「リサイクルステーション」の看板を掲げて、子どもたちにもわかるように手書きで出し方、分別方法、分別場所など、メンバーが作成して皆に広めていきました。これが町営リサイクルステーション3ヵ所設置に影響があったと思っています。その後グループからは、未就園児支援活動とする「親子ひろば」コンニャク味噌作りの「ナチュラルクッキング」、男性ボランティアグループグループの「グリーンダンディーズ」などが誕生して、未だ活発に活動しています。

「三好丘自主防犯クラブ」地域の方々と
「三好丘自主防犯クラブ」地域の方々と

リサイクルステーションは排気ガス規制でトラックが使用出来なくなったので閉鎖しました。現在は「リサイクルを考えるクラブ」を立ち上げ会長に就任、アルミ缶回収ボランティア7名と月2回「あゆみ会」を支援しています。資源ゴミは業者と話し合い、家の前に出す個別回収に切り替えました。収入は減りましたが、前日に青パトのマイクで「明日朝資源ゴミの回収をいたします」子どもさんも一緒に玄関先へ出してください」と流すだけですし、高齢者や忙しい方にはとても喜ばれています。業者が直接集めていきますので産地直送型といっています。

女性団体「グリーンレディース」は、心配していたとおり、役員選出で行きづまり、18年に解散しましたが17年4月より公民館会議室にて老人クラブ女性役員とバナナお菓子付き100円コーヒー「ひだまりのつどい」を初めていましたので、うまく移行出来ました。

歌声喫茶、エアロビクスを催し物に2日間で80名程の参加がありましたが、平成25年9月耐震工事で半年公民館が利用不可となったことを機会に閉店しました。

理由はひとりひとりとじっくり向き合う不安を感じていたからです。今は、我が家で月2回12名位のお年寄りが「足湯」「大人のぬり絵」を楽しんでいます。

12月14日に150名の方とパネル32枚に写真300枚を展示してパーティを開きました。皆様同窓会のようと大変喜んでくださいました。本来なら事業に活かすべき賞金ですが、人に使わせていただきました。

表彰してくださいまして本当にありがとうございました。

  • 三好丘自主防犯クラブでの活動
    三好丘自主防犯クラブでの活動
  • 公園体操
    公園体操
  • 「ひだまりのつどい」の回覧
    「ひだまりのつどい」の回覧