受賞者紹介

第48回 社会貢献者表彰

社会貢献の功績

くの みなこ

久野 美奈子

(愛知県)
久野 美奈子

1995年からタイ、ミャンマーなどで国際協力活動を行い、2004年に地元熊本を本拠とする認定NPO法人「れんげ国際ボランティア会」に加わり、タイ国境のミャンマー難民支援活動に従事。 2013年6月より、「れんげ国際ボランティア会」ヤンゴン事務所代表として、ミャンマーのエーヤワディー地方域で学校建設を通じた地域開発事業に携わる。水害多発地帯同地で求められる堅牢な校舎建設のために、地域住民は「建設資金の4分の1」を自助努力で負担し、集められた費用は、彼らが組織した「地域開発委員会」の基金に蓄える。この資金を使い彼らのアイディアで実施される共同水田、籾殻発電、公共交通手段の提供などの収益で、教科書や文具、制服の提供、校舎の修繕、トイレや衛生設備の設置等の学校運営に係る費用が賄われ、さらに地域の開発を支えていくことが可能となり、子どもたちの教育環境のみならず社会経済環境が長期的に維持・運営されている。平野さんは、日々現場に赴き、地域住民・地元学校関係者を叱咤激励しながら地域発展を支えている。

インドのスラム害の子どもたちに学用品を届けて 喜ぶ子どもたち
インドのスラム害の子どもたちに学用品を届けて 喜ぶ子どもたち

この度は、社会貢献者にお選びいただき、貴財団の関係各位に心から感謝します。受賞の感想については、受賞前から私達にきめ細やかな事前配慮を見事にして頂き有難うございました。式典については、あの帝国ホテルで一番大きな会場で行き届いた会場準備をされ、貴財団のスタッフ全員が的確に見事な立ち振る舞いをしている姿は見事でした。会長の安倍昭恵様はじめ表彰選考委員のスピーチは会場にいた人々に深い喜びと励ましを与えてくれました。表彰式の進め方も来場者すべての方々に、理解と感動を享受できるよう映像による説明など多彩な趣向を凝らして頂けたことを大変嬉しく思いました。

受賞者の内容も多岐にわたり様々なところで人命援助や社会貢献を、国内を始め地球規模で活躍している状況を目の当たりにして、日本人の人を愛する温かい心が活動の原点であることが確認できました。会場にいる皆さんも私と同様にボランティア魂をさらに光り輝かせ世の中をさらに良くしていくよう仲間を増やし頑張っていこうと誓ったと確信しています。さて、祝賀会も和やかな雰囲気の中で最高に美味しいお料理を頂けたことにも感謝いたします。さて、私の率直な気持ちとして、私たちが行ってきた41年間の活動はごく自然に、人として当たり前のことをさせて頂いたことでありこれからも与える人も与えられる人もお互いに喜び合える社会を創り上げていくそのことが日本を、世界を平和にしていく道であると確信しています。今後とも私と私の仲間が得意とする分野で人のために尽くしていきたいと思っています。具体的には、

  1. 日本の次代の子どもたち(小・中学校)に心の教育を学校と協同して継続実施
  2. インド、ネパールの恵まれない子どもたちへ支援物資提供(学用品など)の継続実施
  3. インド・ネパール現地訪問による貧困者支援活動の継続実施
  4. インド発祥の健康法、ヨガによる健康づくり普及活動の継続実施

さて、貴財団の支援活動は、日本を世界を明るく元気にしてくれる尊い存在感のある世界に誇れる組織であり、私たちの様な人々に更なるやる気と励ましと力を与えて頂きました。私にとつて今回の受賞は夢のような出来事でした。本当に心からの支援にうれしくて涙が止まりません、有難うございました。なお、お預かりした副賞は、インド・ネパールの恵まれない子ども達の支援に使用させて頂きます。

  • インドの恵まれない子どもたちに愛の贈物を託されて
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  • マザー・テレサと共に歩んだ体験を話す
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  • マザー・テレサの愛情あふれる話を真剣に聴く
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  • マザー・テレサより教えを受けて
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  • 医療奉仕活動 マザー・テレサ施設
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  • 健康づくり普及活動
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  • 心と体の健康を願って出版
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  • 日本の子どもたちのやさしい心を届けて
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受賞者とみなさまをつなぐプラットフォームプロジェクト「ひとしずく」