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受賞者

第47回

社会貢献の功績

しゃかいふくしほうじんくりすと・ろあかい じどうようごしせつ せいよぜふほーむ

社会福祉法人クリスト・ロア会 児童養護施設 聖ヨゼフホーム

(東京都)

昭和21年に戦災孤児を救済するために、カトリック・クリスト・ロア宣教修道女会のシスターが埼玉県下に設立し、70年を迎える。昭和24年に保谷市(現在の西東京市)へ移転し、これまでに1,000名以上の子どもたちを養護してきた。社会状況の変化とともに、虐待を受けた子どもなど、心に深い傷を持つ児童の入所が増える中で、国が目指す家庭的養護と個別化を積極的に推進し、社会的にも難しい中で先駆的に手厚いケアに取り組んでいる。創立70年を迎える現在に至っては、緑を大切にしながら施設の改築を進めて敷地内には7つの小規模グループケアを設け、市内の住宅地にはグループホームが3施設あり、地域住民との適切な関係を保持しつつ、家庭的な生活の場での養護を実現している。平成20年には、治療的養護機能を組み込んだ専門機能強化型児童養護施設の指定を受けて、専門職員等の配置など手厚い支援ができる体制等を整備し、精神科医師・心理士・ケースワーカーなどが協働して治療的・専門的ケアをすすめている。同時に自立訓練棟を設けて、金銭管理や生活の管理、健康管理を自分で行い、施設を出た際に自立生活が行えるようにしている。地域の子育て支援の拠点としては、子育て支援ショートステイ事業の運営や要保護児童対策地域協議会の研修講師などを担い、児童虐待防止策へ質の高いサービスを提供している。

社会福祉法人クリスト・ロア会 児童養護施設 聖ヨゼフホーム 理事長 宮田 浩明
理事長 宮田 浩明
ある日の食卓
ある日の食卓

このたび私共、社会福祉法人クリスト・ロア会児童養護施設聖ヨゼフホームが表彰を受けましたこと、また2016年に聖ヨゼフホームは70周年を迎え、貴財団の表彰を受け二重の喜びです。

私共法人本部はカナダ国にあり、1928年に創設者であるシスターフレデリカ・ジルーとフランシスコ・ザビエル・ロス司教で新しい修道会を立ち上げることとなり、修道会の名称を投じのローマ教皇ピオ11世に委ねました。1929年教皇ピオ11世は聖職50年の記念の年で「クリスト・ロア」の命名を頂きました。

クリスト・ロアとは仏語で「王であるキリスト」と云う意味です。1933年(昭和8年)にシスター方が来日し、修道会として各カトリック教会や病院へ奉仕する仕事を行っていた中で「自分たちの手助けを必要としている人々には手を差し伸べる」という理念を大切にしていました。

1946年(昭和21年)戦争の終結と共に戦争孤児を引き取り、埼玉県南桜井(現春日部市)に聖ヨゼフホームを創立し、キリストの愛の精神を基に児童養護施設としてスタートしました。聖ヨゼフホームの名は創立者が聖母マリア、主キリストを命がけで守り抜いたヨゼフから、子どもたちを守る上で守護者として一番相応しいと思われたからと聞いています。

1949年(昭和24年)に埼玉から現在の西東京市に移転し、今日に至っています。法人として聖ヨゼフホームの他に、奄美大島に知的障がい児(者)施設も運営しており、病院関係では静岡御殿場にらい病患者収容施設(神山病院)を運営しています。たくさんのシスター方は修道会として社会福祉、教育、医療等の活動を通して、主イエスの福音を宣教する事を目的に活動されてきました。

今回の貴財団の表彰はこれまでの長きにわたるシスター方への御褒美と確信しています。

創立者、数多くのシスター方の想いを未来永劫受け継ぎ、今日の社会、福祉情勢や地域への社会資源としてニーズに応えた施設運営を進めてまいります。

子ども一人ひとりの特性の伸展に努める一方で個性豊かで、優しく思いやりがあり、将来健全な社会人として自立に向け支援を職員一同全力で取り組んでまいります。

理事長 宮田 浩明

  • 退園した子どもが「成人を祝う会」に帰ってきた
    退園した子どもが「成人を祝う会」に帰ってきた
  • 「夏祭り」で登場したピエロとのツーショット
    「夏祭り」で登場したピエロとのツーショット
  • 「江戸っ子杯野球大会」での円陣ショット
    「江戸っ子杯野球大会」での円陣ショット
  • 「子どもキラット楽演祭」でのコーラスショット
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  • 子供達の下校風景
    子供達の下校風景