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受賞者紹介

平成20年度

人命救助の功績

いけだ かずお

池田 和生

(昭51. 1.31生 32歳/鳥取県)
たかいし さとる

高石 知

(昭56. 5.17生 27歳/山形県)
平成20年1月14日、山形県鶴岡市の国道112号月山第2トンネル内で、乗客として乗車していた走行中の高速バス(乗客26名)の運転手が意識喪失しているのを察知し、瞬時に協力し路肩にタイヤを接触させるなどによりバスを安全に停止させ、重大事故の発生を未然に防いだ。
池田 和生

この度は大変名誉ある賞を頂き、心より感謝申し上げます。

今回の件で私ともう一人賞を頂きましたが、安全に解決できたのは乗客全ての方の協力あってのことです。代表して賞を頂く形になりまして、他の方々にもお礼を申し上げたい所存です。

今後も、頂いた賞に恥じないように生きて行きたいと考えております。

最後になりましたが、警察関係者の皆様、社会貢献支援財団の皆様に感謝とお礼申し上げます。

高石 知

この度は、この様な名誉ある賞を頂き、心より感謝申し上げます。日常では考えられない様な事故の中で、乗客の方々の一人も怪我を負うことなく無事であったのは、まず乗客の方々がとても冷静であったからだと思います。

その中で偶々私がバスを停める契機となった訳ですので、乗客の方々の代表の受賞だと思っています。

財団の皆様、大変ありがとうございました。

国道112号線・月山第二トンネル入口(鶴岡市方面)

平成20年1月14日の午前9時30分頃、池田さんと高石さんは鶴岡市田麦俣地内の国道112号線を庄内交通の山形行きの高速バス(乗客26名)に乗客として同乗していた。バスが、月山第2トンネル内片側車線の対面通行で直線を走行中に事故に遭遇した。

バスの男性運転手が走行中に意識を失ったのである。走行中にバスのタイヤが道路の左側の縁石に接触したことにより、異変に気付いた池田さんは、座席から運転席に行き、運転手に話しかけたが反応が無かった。バスの速度は30~40キロメートルになっていた。

池田さんは、乗客に医者かバスの運転ができる人はいないか呼びかけた。該当者はいなかったが、高石さんが運転席に駆け寄り、運転手の顔を下から覗き込んだが両目が虚で肩や胸を叩いても意識が無く、ハンドルから手が離れていた。

(右)トンネル外の駐車帯・乗客の安全確認等が行われた

高石さんは、バスを停止させようとサイドブレーキを探しても見当たらず、スペースが無く運転席にも入れないため、咄嗟の判断でハンドルを握り、乗客にバスを左の壁側にあてながら止めることを告げ、ハンドルを左側に切ると縁石に2回程接触して、バスは停止した。

高石さんは、バスを降りトンネル内の非常電話で警察と道路の管理事務所に通報した。高石さんがバスに戻ると、運転手は意識を取り戻していたが、パトカーの到着を待って、同車の先導によりトンネル外の駐車帯に移動し、代りの運転手が現場に駆け付け、1時間半後運転を再開した。

バスの運転手の異状に気付き2人は瞬時に協力し、冷静且つ適切な措置で乗客の安全を守った。あわや大惨事という瞬間を乗客は恐怖とともに振り返っていた。

(功績の概要・推薦者:財団法人 警察協会)

Mr. Kazuo Ikeda

(born 31 January, 1976 [32 years old]; Tottori Prefecture)

Mr. Satoru Takaishi

(born 17 May, 1981 [27 years old]; Yamagata Prefecture)
They prevented a serious traffic accident through making their bus stop by their prompt action, because the driver had lost consciousnesswhile driving, at the Second Tunnel on Route 112 in Tsuruoka city, Yamagata prefecture in the morning of 14 January 2008. They found out immediately the driver's inability to drive the bus, which had 26 passengers, and pressed the tyres to the ditches to stop the bus.
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